IPv6運用を行う場合の、Systemwalker Centric Managerのバージョンレベルについての注意事項について説明します。
運用管理サーバのバージョンレベル
IPv6運用を行う場合は、運用管理サーバのバージョンレベルをV13.6.0以降としてください。
業務サーバ、およびクライアントをIPv6環境で運用する場合
V13.6.0以降のSystemwalker Centric ManagerをIPv6環境で運用する場合、部門管理サーバ、業務サーバ、およびクライアントは、以下のバージョンレベルで運用する必要があります。
業務サーバをIPv6環境で運用する場合
運用管理サーバへの中継サーバとなる部門管理サーバも Systemwalker Centric Manager V13.6.0以降である必要があります。
クライアントをIPv6環境で運用する場合
運用管理サーバへの中継サーバとなる部門管理サーバ、業務サーバも Systemwalker Centric Manager V13.6.0以降である必要があります。
アクション(ポップアップ、音声、ショートメール)を実行する場合
アクション(ポップアップ、音声、ショートメール)を実行する際、アクションを要求するホストと、実際にアクションを実行するホストが同一でない環境にすることができます。
このような環境で、IPv6通信を利用してアクションを実行する場合、以下の例のようにすべてのサーバ、およびクライアントに、V13.6.0以降のSystemwalker Centric Manager/Systemwalker Operation Managerをインストールしてください。
なお、このような構成の場合、Systemwalker Operation Managerを配置できるのはクライアントだけとなります。
運用管理サーバで検知したイベントを元に、運用管理クライアント経由でクライアント上にポップアップ画面を表示させる場合は、運用管理サーバ、運用管理クライアント、およびクライアントすべてを Systemwalker Centric Manager V13.6.0以降とし、Systemwalker Centric Manager利用するIPバージョンをIPv6として定義してください。
運用管理サーバで検知したイベントを元に、クライアント上にポップアップ画面を表示させる場合は、運用管理サーバ、クライアントすべてを Systemwalker Centric Manager V13.6.0以降とし、Systemwalker Centric Managerが利用するIPバージョンをIPv6として定義してください。