以下の表に、SQL文、および制御文の一覧を示します。
データベース簡単運用の場合には、使用可能なSQL文の範囲が異なります。データベース簡単運用ガイドを参照し、使用可能なSQL文の範囲を確認してください。
項目 | SQL文または制御文 | 機能 |
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データベースの構築 | CREATE DATABASE文(データベース定義) | データベース名を登録します。 |
CREATE DBSPACE文(データベーススペース定義) | データベーススペースを作成します。 | |
DROP DATABASE文(データベース削除文) | データベース名を削除します。 | |
DROP DBSPACE文(データベーススペース削除文) | データベーススペースを削除します。 | |
CREATE SCHEMA文(スキーマ定義) | 表の集まりを管理する単位となるスキーマと、スキーマに含まれる実表およびビュー表を定義します。 | |
CREATE TABLE文(表定義) | 実表および一時表の実表名と表を構成する列の属性を定義します。 | |
CREATE VIEW文(ビュー定義) | 実表を基にビュー表を定義します。 | |
CREATE PROCEDURE文(プロシジャルーチン定義) | プロシジャルーチンを定義します。 | |
CREATE FUNCTION文(ファンクションルーチン定義) | ファンクションルーチンを定義します。引数のデータ型、処理結果のデータ型およびファンクションルーチンの処理を行うプログラムを指定します。 | |
CREATE INDEX文(インデックス定義) | インデックスのDSO 定義とインデックスのDSI 定義を簡略化してインデックスを定義します。 | |
CREATE TRIGGER文(トリガ定義) | データ操作に連動したほかの表へのデータ操作を定義します。 | |
CREATE SEQUENCE文(順序定義) | 順序を定義します。 | |
DROP SCHEMA文(スキーマ削除文) | スキーマを削除します。 | |
DROP TABLE文(表削除文) | 表を削除します。 | |
ALTER TABLE文(表定義変更文) | 表の定義を変更します。列定義追加、列定義削除および表と列の注釈定義変更があります。 | |
DROP VIEW文(ビュー削除文) | ビュー表を削除します。 | |
DROP PROCEDURE文(プロシジャルーチン削除文) | プロシジャルーチンを削除します。 | |
DROP INDEX文(インデックス削除文) | インデックス定義を削除します。 | |
DROP TRIGGER文(トリガ削除文) | トリガを削除します。 | |
SWAP TABLE文(表交換文) | 指定された2 つの表のデータを交換します。 | |
DROP SEQUENCE文(順序削除文) | 順序を削除します。 | |
DROP FUNCTION文(ファンクションルーチン削除文) | ファンクションルーチンを削除します。 | |
CREATE DSO文(表のDSO定義文) | 表のDSO(Data Structure Organization)を定義します。 | |
CREATE DSI文(表のDSI定義文) | 表のデータを格納する領域を、データベーススペースに割り付けるために、DSI(Data Structure Instance)を定義します。 | |
CREATE DSO文(インデックスのDSO定義文) | インデックスのDSO を定義します。 | |
CREATE DSI文(インデックスのDSI定義文) | 表に付加するインデックスのデータを格納する領域を、データベーススペースに割り付けるために、DSI を定義します。 | |
CREATE SCOPE文(スコープ定義文) | データ操作の範囲を定義します。 | |
DROP DSO文(DSO削除文) | 表およびインデックスのDSO 定義を削除します。 | |
DROP DSI文(DSI削除文) | DSI 定義を削除します。 | |
ALTER DSI文(DSI変更文) | DSI の分割値の変更またはDSI の容量拡張を行います。 | |
DROP SCOPE文(スコープ削除文) | スコープを削除します。 | |
APPLY SCOPE文(スコープ適用文) | スコープを表の利用者に適用します。 | |
RELEASE SCOPE文(スコープ解除文) | 適用されたスコープを解除します。 | |
PRINT STATISTICS文 | 現在設定されている最適化情報をファイルに出力します。 | |
SET STATISTICS文 | データベースに最適化情報を設定します。 | |
CREATE USER文(利用者定義文) | データベースシステムにアクセスする利用者を定義します。 | |
DROP USER文(利用者削除文) | 利用者の定義を削除します。 | |
ALTER USER文(利用者変更文) | 利用者の属性を変更します。 | |
CREATE ROLE文(ロール定義文) | ロールを定義します。ロール定義文は、スキーマ要素に含まれます。 | |
DROP ROLE文(ロール削除文) | ロールを削除します。 | |
GRANT文 | 権限を定義します。 | |
REVOKE文 | 権限を削除します。 | |
SET ROLE文 | 現行SQL セションに対してロールを有効にします。 | |
SET SYSTEM PARAMETER文 | SET SYSTEM PARAMETER 文では、セキュリティパラメタを設定します。 | |
データベースの操作 | 表から値を取出します。 | |
表に新しい行を追加します。 | ||
表に対して条件を満たす行の指定された列を更新します。 | ||
表から条件を満たす行を削除します。 | ||
プロシジャルーチンの呼出しを行います。 | ||
トランザクションモードを切替えます。 | ||
現行のデータベースの変更をすべて有効にしてトランザクションを終了します。 | ||
現行のデータベースの変更をすべて無効にしてトランザクションを終了します。 | ||
SQL文または制御文で対象となるデータベース名を変更します。 | ||
現行SQLセションに対してロールを有効にします。 | ||
SQL文または制御文で省略したスキーマ名を変更します。 | ||
現行セションの対象となる利用者(認可識別子)を変更します。 | ||
コネクションを接続します。 | ||
データベースのチューニング機能 | SQL文単位のアクセスプランの取得を制御します。 | |
SQL文単位の性能情報の取得を制御します。 | ||
SQL文単位のSNAP情報の取得を制御します。 | ||
表およびインデックスの最適化情報を変更します。 | ||
現在設定されている表およびインデックスの最適化情報の内容を、指定したファイルに出力します。 | ||
現在の動作環境を変更します。 | ||
動作環境の中で性能チューニングに関連するパラメタの指定内容を表示します。 | ||
サービス機能 | SQL文の実行結果のログをファイルへ出力します。 | |
定義されている表の列名を表示します。 | ||
SQL文の実行結果の画面表示およびファイル出力への表示幅を制御します。 | ||
SQL文の結果データの表示を制御します。 | ||
ファイル中のSQL文を順次表示しながら対話的に実行するか否かを問い合わせます。 | ||
過去に実行したSQL文の表示およびSQL文の実行を指定します。 | ||
rdbexecsqlコマンドのヘルプ画面を表示します。 |
参照
データベースの構築で使用するSQL文の詳細については、“SQLリファレンス”を参照してください。