ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V11.1.0 アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
FUJITSU Software

4.2 アプリケーションのチューニング

アプリケーションのチューニング

Symfoware .NET Data Providerを利用したアプリケーションのチューニングについて説明します。

Symfoware .NET Data Providerでは、以下のチューニングができます。

チューニング方法

アプリケーションのチューニングには、以下の2種類の方法があります。

上記の指定方法は、データベースの接続先情報の指定方法と同じです。各指定方法の詳細は、“2.1 コネクション”を参照してください。

チューニングには、ConnectionStringプロパティのキーワードを使用します。キーワードの種類と設定値の詳細は、“付録B 接続文字列に指定可能なキーワード”を参照してください。

Symfoware Serverの動作環境ファイルとの関係

Symfoware .NET Data Providerでは、Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタを指定することができます。実行パラメタは、ConnectionStringプロパティのtuneparamキーワードに指定します。

tuneparamキーワード、Symfoware Serverのシステム用の動作環境ファイル、およびサーバ用の動作環境ファイルが重複して指定された場合、実行パラメタの優先順位は以下のとおりです。

参考

データベース簡単運用の場合には、Symfoware Severのインストール時に、システム用の動作環境として最適な環境が設定されるため、チューニングの必要がありません。よって、システム用の動作環境ファイルは、作成不要です。

  1. サーバ用の動作環境ファイル

  2. tuneparamキーワード

  3. システム用の動作環境ファイル

注意

サーバ用の動作環境ファイルにDSO_LOCKを指定した場合、サーバ接続時にエラーが発生します。サーバ用の動作環境ファイルにDSO_LOCKを指定しないでください。