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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

14.6 XAインタフェースのサポート範囲

XAインタフェースでは、サービスを関数として規定します。Symfoware/RDBがサポートする関数を“表14.1 XAインタフェースのサポート範囲”に示します。

Symfoware/RDBでは、以下の機能はサポートしません。

以下のシーケンスでの関数呼び出しは、エラーとなります。

  

表14.1 XAインタフェースのサポート範囲

名前

サポート

機能

ax_reg

×

―――――

ax_unreg

×

―――――

xa_open

xa関数を発行するプロセスで最初に発行する必要があります。

xa_close

xa_openを発行したプロセスで発行してください。

xa_start

グローバルトランザクションをSymfoware/RDBトランザクションと対応づけます。

xa_end

xa_startで対応づけた、グローバルトランザクションとSymfoware/RDBのトランザクションの関係を解除または一時的に中断します。 中断したトランザクションは同一プロセスからxa_startが再開モードで発行された時に再開されます。

xa_recover

プリペア状態にあるSymfoware/RDBのトランザクションを通知します。

xa_prepare

Symfoware/RDBのトランザクションをプリペア状態にします。

xa_commit

Symfoware/RDBのトランザクションをコミットします。

xa_rollback

Symfoware/RDBのトランザクションをロールバックします。

xa_forget

指定されたXIDに関する情報を削除します。

xa_complete

×

―――――

○:サポート
×:未サポート

Oracle Tuxedoでの注意事項

Oracle Tuxedoにおいて以下の条件を満たす場合には、複数のOracle Tuxedoサーバアプリケーションは、Symfoware/RDBに対して同一XIDを使用します。

上記に該当する場合には、以下のいずれかの対処を行ってください。