異常終了した原因により、以下のようにシステムのリカバリ方法が異なります。
アプリケーションサーバが異常終了した場合
アプリケーションサーバを再起動します。トランザクションマネージャの指示にしたがって、インダウトトランザクションは自動的に解決(コミットまたはロールバック)されます。このときSymfoware/RDBは、インダウト閉塞された資源のアクセス禁止を解除し、インダウトログファイル内の情報を削除します。
Symfoware/RDBが異常終了した場合
Symfoware/RDBを再起動します。また、データベースへの接続の再確立やインダウトトランザクションの解決などを行うために、アプリケーションサーバが再起動を要求することがあります。その場合は、アプリケーションサーバを再起動します。これにより、“アプリケーションサーバが異常終了した場合”と同様にインダウトトランザクションが解決され、インダウト閉塞されていた資源がアプリケーションからアクセスできるようになります。
なお、マシンの電源切断などによりトランザクションマネージャとSymfoware/RDBの両方が異常終了した場合には、まずSymfoware/RDBを再起動し、続いてトランザクションマネージャを再起動してください。
システムが異常終了した場合
システムが異常終了した場合は、“Symfoware/RDBが異常終了した場合”と同じ手順で、再起動を行ってください。