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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

11.7.3 アプリケーションの異常終了からのリカバリ

アプリケーションが異常終了した場合のリカバリ方法は、以下の運用形態により異なります。

リカバリを適用する運用の場合

アプリケーションが異常終了したあとに、自動的にロールバックが実行され、データベースをリカバリします。

リカバリを適用しない運用の場合

バッチ業務中などの、リカバリを適用しない運用の場合は、更新ログが存在しないため、異常終了後に自動的に実行されたロールバックが不可能状態となります。このとき、システムメッセージ“qdg03400u”または“qdg03401u”が出力されます。この場合は、rdbrcvコマンドのLOADモードによりデータベースのリカバリを行ってください。

アプリケーションの異常終了からのリカバリ操作の手順とリカバリ操作例については、“11.7.1 ロールバック不可からのリカバリ”の“アーカイブログ運用を行っていない場合”を参照してください。