処理性能を重視するオンライン業務を行う前には、アプリケーションの性能を向上させるために、チューニング操作を行ってください。
通常、すべてのDSIに対してSymfoware/RDBで用意したバッファプールからバッファを供給しています。このようなバッファプールを使用すると、利用者はDSIとバッファの対応を意識しなくてもよい反面、以下の点が問題となります。
1つのバッファプールを複数のDSIが共有することから、1つの資源しか使用しないアプリケーションでも、他の資源に対するアクセスの影響を受ける。
複数のDSIがバッファプールを使用するため、そのDSIに最適なバッファ量を指定することができない。
上記の問題点により、アプリケーションの性能が劣化している場合は、新たにバッファプールを作成し、特定のDSIをこのバッファプールに対応づけることによって高速化することができます。