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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.13 退避データの情報表示

rdbdmpコマンド、rdbdmpdicコマンドまたはrdblogコマンドによりバックアップしたファイルまたは磁気テープなどの外部媒体の情報の表示は、rdbdvinfコマンドで行います。

本コマンドは、以下のような場合に使用します。

rdbdvinfコマンドの表示例を以下に示します。

1

rdbdmpコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合(DSI形式)

$ rdbdvinf -r /backup/rdb/stock -a

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30

Device : /backup/rdb/stock   (1)
  (2)   (3)
   No. File
   1    stock

(4)         (5)    (6)    (7)    (8)  (9)      (10)
Date        Time    Uid   Cmd    Kind Division Dsi-Name
2007/04/04 17:35:00 i4874 rdbdmp DSI  1:EOD    在庫管理DB.在庫表DSI
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdbdmp)
(8) バックアップした資源の種類(DSI)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD)
      続きの退避データがある場合 : 
          分割番号だけが表示されます。
      最後の退避データの場合 : 
          “分割番号:EOD”の形式で表示されます。 
      (マルチボリューム化されているDSIをバックアップした場合、退避データ
       が複数のデバイスにまたがることがあります。このとき、何番
       目の退避データなのか、続きの退避データがあるのかを判断す
       るために使用できます。
       hオプションを指定した場合は、分割番号の後ろに“:-”が表示
       されます。)
(10) バックアップした資源名(データベース名.DSI名)
2

rdbdmpコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合(エクステント形式)

$ rdbdvinf -r /rdb/backup/raw10/在庫管理DB.在庫表DSI.DBSP_1 -a

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30

Device : /rdb/backup/raw10/在庫管理DB.在庫表DSI.DBSP_1   (1)
  (2)   (3)
   No. File
   1    在庫管理DB.在庫表DSI.DBSP_1

(4)         (5)    (6)      (7)     (8)    (9)      (10)
Date       Time     Uid     Cmd     Kind  Division  Dsi-Name
2007/04/04 17:35:00 i4874   rdbdmp  DBS   1:EOD     在庫管理DB.在庫表DSI
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdbdmp)
(8) バックアップした資源の種類(DBS)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD) 
     続きの退避データがある場合 :
         分割番号だけが表示されます。
     最後の退避データの場合 : 
         “分割番号:EOD”の形式で表示されます。
     (マルチボリューム化されているDSIをバックアップした場合、退避データ
      が複数のデバイスにまたがることがあります。このとき、何番
      目の退避データなのか、続きの退避データがあるのかを判断す
      るために使用できます。
      hオプションを指定した場合は、分割番号の後ろに“:-”が表示
      されます。)
(10) バックアップした資源名(データベース名.DSI名)
例3

rdbdmpdicコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合

$ rdbdvinf -r /backup/rdb/dicback -a

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30

Device : /backup/rdb/dicback  (1)
  (2) (3)
   No. File
   1   dicback

(4)         (5)       (6)    (7)        (8)   (9)
Date        Time      Uid    Cmd        Kind   Division
2007/04/04  17:35:00  i4874  rdbdmpdic  DIC    1:EOD
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdbdmpdic)
(8) バックアップした資源の種類(DIC)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD) 
     続きの退避データがある場合 :
         分割番号だけが表示されます。
     最後の退避データの場合 : 
         “分割番号:EOD”の形式で表示されます。
     (退避データが複数のデバイスにまたがることがあります。
      このとき、何番目の退避データなのか、続きの退避データがある
      のかを判断するために使用できます。)
例4

rdblogコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合

$ rdbdvinf -r /backup/rdb/arc0001 -a 

RDBII rdbdvinf DATE:2007/04/14 TIME:07/29/30 

Device : /backup/rdb/arc0001  (1) 
  (2)  (3) 
   No  File 
   1   arc0001 

(4)        (5)      (6)   (7)    (8)  (9)      (10)      (11)  (12) (13) 
Date       Time     Uid   Cmd    Kind Division ArcSerial Total Used LogGroup
2007/04/04 17:35:00 i4874 rdblog ARC  1:EOD    1         20M   20M  grp1
(1) 退避先デバイス名
(2) 退避先デバイス内の退避データ番号
(3) 退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合のみ表示されます。
(4) バックアップを実行した年月日
(5) バックアップを実行した時刻
(6) バックアップを実行したユーザID
(7) バックアップを実行したコマンド名(rdblog)
(8) バックアップした資源の種類(ARC)
(9) バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD)
     続きのボリュームがある場合 : 
         分割番号だけが表示されます。
     最後のボリュームの場合 :
         “分割番号:EOD”の形式で表示されます。
     (退避データが複数のデバイスにまたがることがあります。
      このとき、何番目の退避データなのか、続きの退避データがある
      のかを判断するために使用できます。
      hオプションを指定した場合は、分割番号の後ろに“:-”が表示
      されます。)
(10) アーカイブログ通番
(11) アーカイブログファイル容量
      単位がない場合 : バイト
      単位がKの場合 : キロバイト
      単位がMの場合 : メガバイト
      単位がGの場合 : ギガバイト
(12) アーカイブログ使用量
      単位がない場合 : バイト
      単位がKの場合 : キロバイト
      単位がMの場合 : メガバイト
      単位がGの場合 : ギガバイト
(13) アーカイブログファイルが属するロググループ名
      (スケーラブルログ運用を行っている場合のみ表示されます。
       なお、システムロググループのアーカイブログ退避データの
       場合は、“system”が表示されます。)