開発環境パッケージのインストール後に必要となる作業について説明します。
■インストール終了後のメッセージに対する対処
インストール終了後に以下のメッセージが表示された場合の対処を説明します。なお、以下では、“C:\Interstage”に開発環境パッケージをインストールした場合について説明します。
「Interstage Business Application Serverで必要な環境変数の設定ができませんでした。以下のファイルを参照し、システム環境変数にPATH変数を設定してください。」
「Interstage Business Application Serverで必要な環境変数の設定ができませんでした。以下のファイルを参照し、システム環境変数にCLASSPATH変数を設定してください。」
「Interstage Business Application Serverで必要な環境変数の設定ができませんでした。以下のファイルを参照し、システム環境変数にPATH変数、CLASSPATH変数を設定してください。」
以下の手順に従い、システム環境変数にPATH変数、CLASSPATH変数を設定してください。
PATH変数、およびCLASSPATH変数の内容(変数値)を表示します。
Windows Server 2003 の場合
[コントロールパネル]の[システム]を起動し、[詳細設定]タブから[環境変数]ボタンをクリックします。[システム環境変数]からPathまたはCLASSPATHを選択し、[編集]ボタンをクリックして[編集]画面を表示します。[変数値]ボックス内に、現在の変数値が表示されます。
Windows Server 2008 の場合
[コントロールパネル]の[システム]を起動し、[システムの詳細設定]のリンクをクリックし[詳細]タブから[環境変数]ボタンをクリックします。[システム環境変数]からPathまたはCLASSPATHを選択し、[編集]ボタンをクリックして[編集]画面を表示します。[変数値]ボックス内に、現在の変数値が表示されます。
Windows XP の場合
[コントロールパネル]の[パフォーマンスとメンテナンス]を起動します。次に[システム]を選択し、[詳細設定]タブから[環境変数]ボタンをクリックします。[システム環境変数]からPathまたはCLASSPATHを選択し、[編集]ボタンをクリックして[編集]画面を表示します。[変数値]ボックス内に、現在の変数値が表示されます。
Windows Vista の場合
[コントロールパネル]の[システムとメンテナンス]を起動します。次に[システム]を選択し、[システムの詳細設定]のリンクをクリックし[詳細設定]タブから[環境変数]ボタンをクリックします。[システム環境変数]からPathまたはCLASSPATHを選択し、[編集]ボタンをクリックして[編集]画面を表示します。[変数値]ボックス内に、現在の変数値が表示されます。
Windows 7 の場合
[コントロールパネル]の[システムとセキュリティ]を起動します。次に[システム]を選択し、[システムの詳細設定]のリンクをクリックし[詳細設定]タブから[環境変数]ボタンをクリックします。[システム環境変数]からPathまたはCLASSPATHを選択し、[編集]ボタンをクリックして[編集]画面を表示します。[変数値]ボックス内に、現在の変数値が表示されます。
不要なパスを削除します。
以下に示す各ファイルに記述されている変数値を各環境変数に追加します。
C:\Interstage\path.txt
PATH変数の設定です。システム環境変数に追加します。
C:\Interstage\classpath.txt
CLASSPATH変数の設定です。システム環境変数に追加します。
システムを再起動してください。
「XMLプロセッサのインストーラの起動に失敗しました。」
“付録A Fujitsu XMLプロセッサのインストールについて”を参照して、Fujitsu XML プロセッサを再度インストールしてください。
「以下のサービスの起動処理でエラーが発生しました。F3HK Log Service」
本メッセージが出力された場合は、[OK]をクリックしてインストールを継続し、インストール完了後に以下の対処を行ってください。
Windowsの[サービス]ダイアログでF3HK Log Serviceを選択し、[プロパティ]ダイアログを表示します。
[プロパティ]ダイアログの[全般]タブで[開始]ボタンをクリックしてF3HK Log Serviceを開始してください。
■サービスの登録に失敗しハングアップした場合の対処
インストールフォルダ名に使用できない文字、および記号を指定してインストールすると、サービス登録に失敗して、開発環境パッケージのインストールがハングアップすることがあります。
このような状態になった場合は、開発環境パッケージの資産・情報を削除した後、開発環境パッケージを再インストールしてください。
開発環境パッケージの資産・情報の削除方法は、インストールDVD-ROMドライブの直下の“HowToDel.txt"(ドライブEの場合、E:\HowToDel.txt です)を参照してください。