利用者は、ガジェットを操作することでサービスを利用できます。
業務エリアのサービスの利用は、以下のように操作します。
ポータルのグローバルメニューから利用したいメニューを選択します。
選択したメニュー配下のタブが表示されます。
ポータルの構成については、「1.4.2 ポータルの構成」を参照してください。
利用したいタブを選択します。
選択したタブに切り替わります。
タブ上に表示されているガジェットから、利用したいサービスを操作します。
以下に、ガジェットの構成を示します。
図2.1 ガジェットの構成
ガジェットに表示される項目は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
ヘッダー部 | ガジェットのヘッダー領域です。 |
ガジェットタイトル | ガジェットのタイトルを表示します。 |
ボディ部 | ガジェットのサービスの表示領域です。 |
ガジェットの表示領域を最大化するアイコンです。ガジェットの表示領域を業務エリア内で最大化します。 | |
業務エリア内で最大化したガジェットの表示領域を元に戻すアイコンです。 | |
ガジェットの表示領域を最小化するアイコンです。ヘッダー部だけをタブに表示します。 | |
最小化したガジェットの表示領域を元に戻すアイコンです。 | |
ガジェットメニューを表示するアイコンです。 | |
設定 | ガジェットの設定ダイアログを表示します。 |
再表示 | ガジェットのサービスを再表示します。 |
このガジェットを削除 | ガジェットをタブから削除します。 |
このガジェットについて | ガジェットの詳細情報を表示します。 |
参照
Interstage Interaction Manager V9との比較について
ガジェットは、Interstage Interaction Manager V9のポータル機能が提供するブリックに相当します。ガジェットとブリックを比較する場合は、「付録C Interstage Interaction Manager V9 ポータルとの比較」を参照してください。
ガジェットのヘッダー部をドラッグ&ドロップすることでガジェットを移動できます。移動後の余白は、ガジェットが上に移動することで詰まります。
図2.2 ガジェットの移動
注意
ガジェットを移動する場合、ガジェットを再表示するため、ガジェット内のコンテンツ(サービス)も再表示します。そのため、移動前にガジェット内のコンテンツ(サービス)上の操作を終了しておいてください。
ガジェットを最大化した場合、ガジェットは業務エリア内(表示されているタブの領域を除く)で最大化されます。
業務エリアの高さは、列内のガジェットの高さの総和が最も大きい列の値です。
以下の例では、ガジェット1とガジェット4を足した高さが業務エリアの高さになるため、ガジェット1を最大化すると、下の画面のように表示されます。
なお、業務エリアの高さの最小値は、システム管理者が設定した管理コンソールの「エリアサイズの最小値」の「全体の高さ」から、ヘッダーの高さとフッターの高さを除いた値になります。
図2.3 ガジェットの最大化