ページの先頭行へ戻る
Interstage Interaction Manager V10 ポータル 運用ガイド
Interstage

5.9 負荷分散構成における設定操作

ここでは、複数サーバを利用した負荷分散構成における設定操作について説明します。

複数サーバで負荷分散する場合のサーバの環境作成で、1台目にセットアップしたサーバをマスタサーバと呼びます。
負荷分散構成の環境作成については、「導入ガイド」の「付録E 負荷分散構成の環境作成」を参照してください。

管理コンソールの操作

管理コンソールの操作は、マスタサーバで行います。

ポータル機能の再起動

ポータル機能の再起動が必要な設定および設定の変更を行った場合は、すべてのサーバのポータル機能を再起動します。

Autopilot定義の登録

Autopilot定義の登録は、以下の手順で行います。

  1. マスタサーバで、管理コンソールから、Autopilot定義を登録します。

  2. マスタサーバで、Autopilot定義を以下のように1つのファイルに集約します。


    • a) エクスプローラで以下のフォルダを開きます。

      [Interstageインストールフォルダ]\F3FMisjee\var\domains\interstage\applications\j2ee-modules\[Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名]

      Interstageインストールフォルダ:Interstage Application Serverのインストールフォルダ名を指定します。例) C:\Interstage
      Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名:テナント定義ファイルの「AUTOPILOT_CONTAINER_APPLICATION_NAME」を確認してください。

      b) autopilotフォルダを右クリックし、メニューから[送る]>[圧縮(zip形式)フォルダ]を選択し、zipファイルを作成します。

    • cd /var/opt/FJSVisjee/domains/interstage/applications/j2ee-modules/[Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名]
      zip -r [出力パス]/autopilot.zip autopilot

      Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名:テナント定義ファイルの「AUTOPILOT_CONTAINER_APPLICATION_NAME」を確認してください。
      出力パス:任意の出力フォルダを指定します。

      例) Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名が「tenant01id_aa2」、出力パスが「/tmp」の場合

      cd /var/opt/FJSVisjee/domains/interstage/applications/j2ee-modules/tenant01id_aa2
      zip -r /tmp/autopilot.zip autopilot
  3. マスタサーバ以外のサーバで、集約されたファイルを展開し、復元します。


    • エクスプローラで、2.で作成したzipファイルを右クリックし、メニューから[すべて展開]を選択し、展開します。展開先のフォルダには、以下を指定します。

      [Interstageインストールフォルダ]\F3FMisjee\var\domains\interstage\applications\j2ee-modules\ [Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名]

      Interstageインストールフォルダ:Interstage Application Serverのインストールフォルダ名を指定します。例) C:\Interstage
      Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名:テナント定義ファイルの「AUTOPILOT_CONTAINER_APPLICATION_NAME」を確認してください。

    • unzip [ファイルパス]/autopilot.zip -d /var/opt/FJSVisjee/domains/interstage/applications/j2ee-modules/[Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名]

      ファイルパス:集約したファイルを格納した場所を指定します。
      Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名:テナント定義ファイルの「AUTOPILOT_CONTAINER_APPLICATION_NAME」を確認してください。

      例) ファイルパスが「/tmp」、Autopilot機能中継サーバに配備するアプリケーション名が「tenant01id_aa2」の場合

      unzip /tmp/autopilot.zip -d /var/opt/FJSVisjee/domains/interstage/applications/j2ee-modules/tenant01id_aa2
  4. すでに登録されている定義と同名のAutopilot定義を登録した場合は、すべてのサーバのポータル機能を再起動します。