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Interstage Interaction Manager V10 スタートガイド
Interstage

3.1.6 環境の設定(セットアップ管理者)

Interaction Manager管理コンソールで、Interaction Managerポータル運用時の環境を設定します。
ここでは、ガジェットを動作させる自サーバの設定を行います。
Interaction Manager管理コンソールの起動方法は、「Interaction Manager管理コンソールの起動」を参照してください。
また、Interaction Manager管理コンソールの終了方法は、「Interaction Manager管理コンソールの終了」を参照してください。

ポイント

クライアント向けのURLを変更しない場合は、「3.1.7 ガジェットの登録(ロール管理者)」へ進んでください。

ガジェットを動作させる自サーバの設定

ガジェットを動作させる自サーバの設定を行います。

  1. [システム]>[環境設定]を選択します。

  2. [クライアント向けのURL]タブで以下の設定を行い、[設定]をクリックします。

    項目

    設定値

    クライアント向けのプロトコル

    クライアントが利用するためのプロトコルを、利用環境にあわせて設定します。
    HTTPを使用してURLを作成する場合は“HTTP固定”を選択します。
    HTTPSを使用してURLを作成する場合は“HTTPS固定”を選択します。

    クライアント向けのサーバ名

    サーバのホスト名を設定します。
    Interaction ManagerポータルへのログインURLにおける、ホスト名を設定します。

    クライアント向けのポート番号

    サーバのポート番号を設定します。
    Interaction ManagerポータルへのログインURLにおける、ポート番号を設定します。

参考

  • クライアントは、ガジェット実行時に本設定をもとに作成したURLにアクセスします。そのため、クライアントとサーバの間に、ファイアーウォール、ロードバランサ、またはプロキシサーバなどを設置する場合は、「クライアント向けのULR」で、クライアント向けのサーバ名、およびポート番号を、設置した装置に合わせて設定します。

  • ここでは、アクセス制御の設定の説明は省略します。詳細は、「ポータル 運用ガイド」を参照してください。

テナントの再起動とログイン抑制の解除

ガジェットを動作させる自サーバの設定を有効にするため、テナント操作コマンドで、テナントの再起動を行います。次に、Interaction Manager管理コンソールで、Interaction Managerポータルへのログイン抑制の解除を行います。

  1. Interaction Manager管理コンソールを終了します。

  2. テナント起動/停止/一覧表示コマンドで、テナントを再起動します。
    まず、以下のコマンドを実行してテナントIDを確認します。

    /opt/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh list<RETURN>

    次に、以下のコマンドを実行してテナントを停止します。

    /opt/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh stop -t <テナントID> -u < Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード><RETURN>

    最後に、以下のコマンドを実行してテナントを起動します。

    /opt/FJSVrcfmp/bin/tenant.sh start -t <テナントID> -u < Java EE 管理ユーザーID> -p <Java EE 管理ユーザーのパスワード><RETURN>
  3. Interaction Manager管理コンソールを起動します。

  4. [システム]>[ログイン抑制]で[解除]をクリックします。