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SystemwalkerService Catalog Manager アプリケーション開発ガイド
Systemwalker

付録B 売上配分データファイル

拡張利用シナリオでは、サービス提供部門がサービスを提供する際に、サービス仲介部門やサービス提供代行部門が関係することがあります。通常、サービス仲介部門やサービス提供代行部門、サービス公開されているサービスポータルのサービスポータル運用部門は、サービスに対する売上から配分を受け取ります。Systemwalker Service Catalog Managerは、サービスを利用しているサービス利用部門に対する請求データに基づいて、この売上配分を計算します。

サービス提供部門とサービス仲介部門、サービス提供代行部門、サービスポータル運用部門は、売上配分に関するレポートを生成し、特定の期間における売上配分データを出力できます。システム運用管理者は、プラットフォームにインストールされたサービス提供部門、サービス仲介部門、サービス提供代行部門、サービスポータル運用部門のすべてに対するデータを出力できます。出力されたデータは、追加の処理を行うために、例えば会計システムに送付できます。

出力結果は、売上配分データファイルと呼ばれるXMLファイルに格納されます。このファイルは、売上配分データの種類に応じて、以下のいずれかのスキーマに準拠します。

それぞれのスキーマは共通の定義としてBillingBase.xsdをインクルードしています。すべてのスキーマはSystemwalker Service Catalog Managerのインテグレーション・パッケージに含まれています。

売上配分データを格納するXMLファイルの名前は、<date>BillingData.xmlになります。<date>は、作成日を示します。

この付録では、それぞれの売上配分データファイルで使用される要素と属性の意味を説明します。最初の節ではすべての売上配分データファイルに共通の要素と属性について説明します。その後の節では、それぞれのファイルについて説明します。