ここでは、659XX系のメッセージについて説明します。
[説明]
I/O異常などが原因で、バックアップ情報の書込みに失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
以下のフォルダーを持つディスクの空き領域が10Mバイト以上存在すること
【Windows】
マネージャーのインストールフォルダー\Manager\var\config_backup
【Linux】
/var/opt/FJSVrcvmr/config_backup
上記ディスクへの書込みが正しく行えること
実行しているユーザーに対して、上記ディレクトリに対する書込みと読取りの権限があること
別の操作が完了していること
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
エクスポート処理が失敗しました。
[対処]
別の操作が実行中のため、エクスポート処理が失敗しました。処理が完了するのを待って、再度エクスポート処理を実行してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
インポート時に指定した構成定義ファイルfile_nameが不適切であるため、処理を中断しました。
指定したファイルが存在しない場合、file_nameにunknownが表示されることがあります。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
構成定義ファイル内のファイル形式の記述が正しいこと
指定したファイルが存在すること
実行しているユーザーに対して、指定したファイルに読取りの権限があること
実行しているユーザーに対して、指定したディレクトリに読取りの権限があること
指定したファイルが別のソフトウェアを利用して正しく開けること
構成定義ファイルの記述については、「操作ガイド VE」の「付録A 一括設定用の構成定義ファイル(CSV形式)」を参照してください。
[説明]
構成定義ファイルのitemに対するvalueの形式に誤りがあるか、指定できない文字が含まれているため、処理を中断しました。
itemには、以下のどれかが表示されます。
Type
operation
リソース定義情報のキー値
[対処]
itemに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
Type
RCXCSV V2.0形式の構成定義ファイルをインポートした場合
セクション名に異常値が指定されています。
構成定義ファイルの定義を修正してください。
RCXCSV V1.0の構成定義ファイルをインポートした場合
リソースのタイプにChassis, EtherSwitch, ServerBlade以外が指定されています。
構成定義ファイルの定義を修正してください。
operation
操作欄に"new"、"change"、ハイフン("-")以外の値が指定されているか、セクションヘッダーの"operation"の記述が誤っています。
構成定義ファイルの定義を修正してください。
リソース定義情報のキー値
表示されたキー値に対応する値に異常値が指定されているか、セクションヘッダーの表示されたキー値の記述が誤っています。
構成定義ファイルの定義を修正してください。
itemに対して指定できる値については、「操作ガイド VE」の「A.3 リソース定義」を参照してください。
[説明]
指定されたリソース名valueが登録されていないため、処理を中断しました。
[対処]
未登録のリソース名を指定して変更はできません。
すでに登録されているリソース名を指定し、再操作してください。
すでに登録されているリソース名を指定している場合、セクションヘッダーのリソース名のキー値の記述が誤っています。
構成定義ファイルを修正し、再操作してください。
指定したリソース名で新しくリソース情報を登録する場合、操作を"new"に変更してください。
[説明]
リソース種別typeに対するリソース名valueの登録が正しく行えなかったため、処理を中断しました。
[対処]
すでに登録されているリソース名を指定して登録はできません。
未登録のリソース名を指定し、再操作してください。
指定したリソース名のリソース情報を変更する場合、操作を"change"に変更してください。
[説明]
構成定義ファイルの、ファイル形式のバージョンの記述が誤っているため、処理を中断しました。
[対処]
構成定義ファイルの、ファイル形式のバージョンの記述を修正したあと、再操作してください。
構成定義ファイルの記述については、「操作ガイド VE」の「付録A 一括設定用の構成定義ファイル(CSV形式)」を参照してください。
[説明]
".csv"以外の拡張子のファイルを指定してインポートしたため、要求されたインポート処理を中断しました。
[対処]
拡張子が".csv"の構成定義ファイルを指定して、再操作してください。
[説明]
構成定義ファイルで、正しい形式で読み込めない行が存在したため、処理を中断しました。
[対処]
ダブルクォーテーション( " )の記述方法の誤りが原因で、行全体が正しく読み込まれない場合があります。構成定義ファイルの内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
使用できる文字については、「操作ガイド VE」の「A.2 ファイル形式」を参照してください。
[説明]
構成定義ファイルで、property_typeに対するoperation_typeはサポートしていません。
[対処]
operation_typeが"change"の場合、property_typeに応じて以下のように対処してください。
"mac_address"または"hbaar_mac_address"の場合
管理LANまたはHBA address rename設定サービスで使用する管理LANのMACアドレスを変更する場合
ハードウェア情報を再設定してください。
その他の値を変更する場合
構成定義ファイルで指定するサーバのMACアドレスを登録済みの値と同じにしてください。
[説明]
HBA address rename設定サービスからマネージャーへの接続に失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ネットワーク環境に異常が発生している場合
HBA address rename設定サービスとマネージャー間のネットワーク接続に問題がないか確認してください。
LANケーブルが抜けていないか、LANケーブルやネットワーク機器に故障が発生していないか確認してください。
IPアドレスまたはポート番号の入力に誤りがある場合
HBA address rename設定サービスからマネージャーに接続する際に指定した、マネージャーのIPアドレスまたはポート番号に誤りがないか確認してください。
マネージャーが停止している場合
マネージャーを起動してください。
マネージャーのサービスの状態の確認と起動方法については、「導入ガイド VE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。