以下の手順で、エージェントをインストールします。
インストールする前に、「2.2.1 事前準備」が行われているか確認してください。
システムにOSの管理者(root)でログインします。
本製品をインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインしてください。
DVD-ROM(1枚目)をセットし、以下のコマンドを実行してインストーラが格納されているディレクトリに移動します。
# cd DVD-ROMマウントポイント/DISK1/Agent/Solaris/agent <RETURN> |
エージェントのインストーラ(rcxagtinstallコマンド)を実行します。
# ./rcxagtinstall <RETURN> ServerView Resource Orchestrator V3.0.0 |
使用許諾契約が表示されます。
This program is protected by copyright law and international treaties. |
画面の内容を確認し、同意する場合は"y"、同意しない場合は"n"を入力します。
"n"、"q"を入力した場合
インストールが中断されます。
"?"を入力した場合
入力方法の説明が表示されます。
"y"を入力すると、インストールが開始されます。
例
INFO : Starting Installation of ServerView Resource Orchestrator Agent... INFO : Package FJSVrcxat was successfully installed. ... |
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。
INFO : ServerView Resource OrchestratorAgent was installed successfully. |
注意
インストール失敗時の対処
以下のコマンドを実行し、インストールに失敗した環境からパッケージを削除し、再インストールしてください。
# cd DVD-ROMマウントポイント/agent <RETURN> |
本製品の使用ポートに対するファイアーウォール設定の無効化
ファイアーウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャーとエージェント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアーウォールを無効に設定してください。
本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「導入ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号の変更を行った場合、「導入ガイド VE」の「付録A ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号をインストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。