GLS (Global Link Services) を使用する場合に必要なカーネルパラメタの値を、以下に示します。
◆Solaris 9
カーネルパラメタ | 特性 | 値 | 備考(パラメタの意味) |
---|---|---|---|
shmsys:shminfo_shmmax | 加算 | 5120以上 | 共有メモリセグメントの最大サイズ |
shmsys:shminfo_shmmni | 加算 | 2以上 | 共有メモリセグメントの最大数 |
semsys:seminfo_semmni | 加算 | 1以上 | セマフォ識別子の最大数 |
semsys:seminfo_semmns | 加算 | 1以上 | システム中のセマフォ最大数 |
◆Solaris 10
カーネルパラメタ | 特性 | 値 | 備考(パラメタの意味) |
---|---|---|---|
project.max-shm-memory | 加算 | 5120以上 | 共有メモリ総バイト数 |
project.max-shm-ids | 加算 | 2以上 | 共有メモリ識別子の総数 |
project.max-sem-ids | 加算 | 1以上 | セマフォ識別子の総数 |
その他のカーネルパラメタに関してはシステムのデフォルト値が必要です。
なお、上記の値はGLSの環境設定有無にかかわらず必要です。