ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)

14.1 保守モードの切替え

ネットワークデバイスを構成するネットワーク機器の定期保守などを行うために、一時的にネットワークデバイスを監視や自動設定の対象から除外したり、定期保守などが終了後にネットワークデバイスを監視や自動設定の対象に組み込んだりする操作について説明します。

以下の操作で、ネットワークデバイスの保守モードの設定または解除を行います。

  • 保守モードを設定する場合

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netdevice set -name nd01 -attr mode=maintenance <RETURN>

  • 保守モードを解除する場合

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netdevice set -name nd01 -attr mode=active <RETURN>

保守モードの設定状態は、以下のどちらかの方法で確認できます。

注意

ネットワークデバイスに保守モードを設定した場合、ネットワークデバイスへの自動設定は行われません。
そのため、保守モードを設定したネットワークデバイスが冗長構成の場合、設定内容によっては冗長構成を保てなくなる可能性があります。

冗長構成のネットワークデバイスに対して保守モードを設定する場合、テナント管理者に対してL-Platformの操作(作成、変更、削除)を行わないように依頼することをお勧めします。

なお、冗長構成を保てなくなる設定内容については、ネットワークデバイスを構成するネットワーク機器の仕様に依存します。詳細は、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。