ここでは、L-Serverテンプレートを使用せず、サーバ、ストレージ、ネットワークの仕様を指定した仮想L-Serverの作成について説明します。
以下のタブに値を設定します。
[基本情報]タブ
[サーバ]タブ
[ディスク]タブ
[ネットワーク]タブ
[OS]タブ
L-Serverの作成は、以下の手順で行います。
オーケストレーションツリーで対象のリソースフォルダーを右クリックし、表示されたメニューで[作成]-[L-Server]を選択します。
[L-Serverの作成]ダイアログが表示されます。
各タブでそれぞれの項目を設定したあと、<OK>ボタンをクリックしてL-Serverを作成します。
注意
設定する各項目には上限値があります。
設定できる値を設定しても、リソースプールの空き状況、ハードウェア構成、およびVM管理製品の仕様により、L-Serverの作成に失敗する場合があります。
仮想L-Serverを作成する場合、VM固有情報定義ファイルに設定されているものがあれば、その値が使用されます。
VM固有情報定義ファイルについては、「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」および「付録I 定義ファイル」を参照してください。
【Xen】
RHEL5-Xenを利用する場合、RORコンソールを利用したL-Serverの作成はできません。rcxadm lserverコマンドを利用してください。
rcxadm lserverコマンドについては、「リファレンスガイド (リソース管理) CE」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。
【Hyper-V】
動的メモリやメモリ割当て優先度を使用する場合、VMホストに対して、Windows Server 2008 R2 Service Pack 1(SP1)以降を適用し、SCVMMをSystem Center Virtual Machine Manager 2008 R2 Service Pack 1(SP1)以降にアップグレードする必要があります。SP1が適用されたVMホストとSCVMMが存在しない場合、動的メモリが有効なL-Serverまたはメモリ割当て優先度を設定したL-Serverの作成は失敗します。