本章では、L-Serverの作成方法について説明します。
機能の概要については、「導入ガイド CE」の「1.2.3 L-Server」を参照してください。
L-Serverは以下の2つの方法で作成できます。
L-Serverテンプレートを利用して作成
リソースはリソースプールから自動的に選択されます。
L-Serverテンプレートを利用せず、個々の仕様を指定して作成
リソースやリソースプールを指定します。
L-Serverテンプレートを利用して作成
以下の手順で、L-Serverテンプレートを利用してL-Serverを作成します。
クローニングイメージがイメージプールに格納されていない場合、またはすでに登録されているクローニングイメージを利用しない場合
L-Serverテンプレートを選択します。イメージは、"指定なし"を指定してください。
詳細は、「10.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照してください。
OSを手動でインストールします。
OSがインストールされていないL-Serverが作成されるので、OSを手動でインストールしてください。
詳細は、「導入ガイド CE」の「8.6.1 物理L-Serverからクローニングイメージを採取する場合」を参照してください。
クローニングイメージがイメージプールに格納されている場合
L-Serverテンプレートを選択します。イメージは、配付するクローニングイメージを指定してください。
クローニングイメージが配付されたL-Serverが作成されます。
詳細は、「10.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照してください。
L-Serverテンプレートを利用せず、個々の仕様を指定して作成
L-Serverテンプレートを利用せず、個々の仕様を指定して作成する方法は、「10.2 個々のパラメーターを指定した物理L-Serverの作成」または「10.3 個々のパラメーターを指定した仮想L-Serverの作成」を参照してください。
注意
物理L-ServerがLinuxで、システムディスクがiSCSIストレージの場合、クローニングイメージを利用したL-Serverは作成できません。
RHEL5-Xenを利用する場合、RORコンソールを利用したL-Serverの作成および操作はできません。詳細は、「導入ガイド CE」の「E.4.4 セットアップ」を参照してください。
参考
【Windows/Linux】
物理L-Serverについては、「導入ガイド CE」の「D.7 L-Server作成」を参照してください。
【VMware】
VMwareについては、「導入ガイド CE」の「E.2.5 セットアップ」を参照してください。
【Hyper-V】
Hyper-Vについては、「導入ガイド CE」の「E.3.4 セットアップ」を参照してください。
【KVM】
RHEL-KVMについては、「導入ガイド CE」の「E.6.4 セットアップ」を参照してください。
【Oracle VM】
Oracle VMについては、「導入ガイド CE」の「E.5.4 セットアップ」を参照してください。
構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付け
構築済みの物理サーバまたは仮想マシンをL-Serverに関連付けて管理できます。
構築済みの物理サーバまたは仮想マシンが利用しているリソースにより、管理できる範囲やL-Serverとして利用できる機能範囲が異なります。
詳細は、「第16章 構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付け」を参照してください。