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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)

10.2.4 [ネットワーク]タブ

以下の項目を指定します。

NIC/ネットワーク

L-Serverで使用するNICと接続するネットワークを設定します。<追加>ボタンをクリックすると、[ネットワークの追加]ダイアログが表示されます。NICと接続するネットワークリソースを選択します。

設定可能なNIC数は、1~32個です。

NIC

L-Serverで使用するNICをリストから選択します。新しいNICまたはNICグループを追加する場合、リストから"(未定義)"と表示されたNICを選択します。定義済みのNICを選択した場合、ネットワークリソースが追加されます。

NICを冗長化する

NICを冗長化する場合、"NICを冗長化する"チェックボックスにチェックを入れ、冗長化するもう1つのNICのペアをリストから選択します。

ネットワーク

接続するネットワークリソースを選択します。

<削除>ボタンをクリックすると、選択したネットワークが削除されます。
<変更>ボタンをクリックすると、[ネットワークリソースの選択]ダイアログが表示されます。
接続するネットワークリソースを選択して、<OK>ボタンをクリックすると、接続するネットワークリソースが変更されます。

IPアドレス(省略可)

L-Serverに割り当てるIPアドレスを指定します。L-Serverに割り当てるIPアドレスを直接指定する場合に入力します。L-Server作成時には、物理サーバのIPアドレスが、ここで指定したIPアドレスに置き換えられます。

注意

事前に作成された LUN を使用して物理 L-Server を作成する場合は、LUNに格納されているOSのIPアドレスを指定してください。
事前に作成された LUN にエージェントがインストール済みで、マネージャーのIPアドレスが変更された場合に、物理 L-Server 作成後に必要な手順は、以下のとおりです。

  1. エージェントのSSL証明書データを格納しているファイルを初期化します。

    詳細は、「コマンドリファレンス」の「5.2 rcxadm certctl」を参照してください。

  2. エージェントに登録されているマネージャーの管理LANのIPアドレスを変更します。

    詳細は、「コマンドリファレンス」の「5.1 rcxadm agtctl」を参照してください。

  3. 物理L-Serverをリブートします。

表10.3 ネットワーク情報の対応関係【Windows】

OSの情報

L-Server設定上の情報

ネットワークインターフェースに設定するIPアドレス

(テナント管理者が設定する)

ネットワークインターフェース名

NICの番号

(ラックマウント型サーバの背面のNICの番号)

IPアドレス

192.168.1.1

ローカルエリア接続1

1

192.168.1.1

192.168.2.1

ローカルエリア接続2

2

192.168.2.1

表10.4 ネットワーク情報の対応関係【Linux】

OSの情報

L-Server設定上の情報

ネットワークインターフェースに設定するIPアドレス

(テナント管理者が設定する)

ネットワークインターフェース名

NICの番号

(ラックマウント型サーバの背面のNICの番号)

IPアドレス

192.168.1.1

eth0

1

192.168.1.1

192.168.2.1

eth1

2

192.168.2.1

タグなしVLAN

VLANを設定しない場合、チェックボックスにチェックを入れます。

同じNICまたはNICグループの中で1つだけ選択できます。

注意

【Windows/Linux】
物理L-Serverに割り当てるIPアドレスは重複できません。L-Serverの数だけIPアドレスが必要です。