ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 導入ガイド

E.6.6 オーバーコミット

ここでは、L-Serverのオーバーコミットについて説明します。


オーバーコミット

本製品では、RHEL-KVMのCPUとメモリのオーバーコミットを利用できます。

RHEL-KVMのCPUとメモリのオーバーコミットとは、サーバに実装されているCPUやメモリのリソース量よりも多くのリソースをゲストOSに対して仮想的に割り当てられる機能のことです。

オーバーコミット属性を持つVMプールのL-Serverは、オーバーコミット属性を持ちます。


導入手順

  1. オーバーコミット用のVMプールを作成します。

    VMプールの作成方法については、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.2 リソースプールの操作」を参照してください。

  2. VMプールに対するオーバーコミット設定ファイルを作成します。

    手順1.で作成したVMプールに対するオーバーコミット設定ファイルを作成します。

    定義ファイルについては、「E.1 製品間で共通の提供機能」を参照してください。

注意

KVMの管理アプリケーションの制約により、VMで使用しているメモリ容量がRORコンソールに反映されるまで数分かかることがあります。