ここでは、L-Serverのオーバーコミットについて説明します。
オーバーコミット
本製品では、RHEL-KVMのCPUとメモリのオーバーコミットを利用できます。
RHEL-KVMのCPUとメモリのオーバーコミットとは、サーバに実装されているCPUやメモリのリソース量よりも多くのリソースをゲストOSに対して仮想的に割り当てられる機能のことです。
オーバーコミット属性を持つVMプールのL-Serverは、オーバーコミット属性を持ちます。
導入手順
オーバーコミット用のVMプールを作成します。
VMプールの作成方法については、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.2 リソースプールの操作」を参照してください。
VMプールに対するオーバーコミット設定ファイルを作成します。
手順1.で作成したVMプールに対するオーバーコミット設定ファイルを作成します。
定義ファイルについては、「E.1 製品間で共通の提供機能」を参照してください。
注意
KVMの管理アプリケーションの制約により、VMで使用しているメモリ容量がRORコンソールに反映されるまで数分かかることがあります。