RHEL5-Xenの仮想マシンを本製品のL-Serverとして作成、管理するには、セットアップのための事前準備が必要です。
RHEL5-Xen環境の事前準備については、以下に示すRHEL5-Xenのマニュアルを参照してください。
PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル
URL: http://primeserver.fujitsu.com/primequest/catalog/manual/linux/pdf/J2UL-1200-01Z0.pdf (2012年2月時点) |
PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能コマンドリファレンスマニュアル
URL: http://primeserver.fujitsu.com/primequest/catalog/manual/linux/pdf/j2ul-1201-01z0.pdf (2012年2月時点) |
サーバの事前準備
「4.1.1.1 サーバ環境の事前準備」の作業に加えて、以下の作業が必要です。
管理OSのインストールと設定
ドメイン0に対する管理OSのインストールと設定を行います。
管理OSにPRIMECLUSTER GDSのインストールと設定
詳細は、PRIMECLUSTER GDSのマニュアルを参照してください。
ストレージの事前準備
以下を確認してください。
管理OSに割り当てるボリューム(LUN)が作成済みである
LUNはL-Serverに割り当てる大きさ以上にしてください。
ゾーニング、アフィニティが設定済みである
LUNをPRIMECLUSTER GDSの共有クラスとして登録済みである
使用する共用クラス、シングルディスクは名前の先頭を"rcx"にしてください。
また、クラス名は、本製品に登録しているVMホスト内で重複しないでください。
詳細は、ETERNUSとPRIMECLUSTER GDSのマニュアルを参照してください。
ネットワークの事前準備
以下を確認してください。
管理LANと業務LANの構成が設計済みである
管理LANのネットワーク環境が設定済みである
ネットワークリソースに割り当てるVLAN IDが設計済みである
仮想ブリッジが事前に設定済みである
仮想ネットワークインターフェース(VNIF)用のMACアドレス範囲が決定している
IBPを利用する場合
仮想L-Serverの場合、VIOMに関係なく業務LANと管理LANで使用するIBPのアップリンクセットを1つずつ作成したあと、VMホストに接続してください。
アップリンクセットの名前とネットワークリソースの名前を同じにする必要はありません。
仮想ブリッジの作成
L-Serverがネットワークに接続するために、管理OS上で仮想ブリッジが必要です。
仮想ブリッジの設定については、RHEL5-Xenのマニュアル、および「E.4.4 セットアップ」の「ネットワークの手動設定」を参照してください。