ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 導入ガイド

D.7.1 PXEブートを利用したOSのインストール

ここでは、PXEブートを利用したOSのインストール方法について説明します。


PXEブートを利用したOSのインストール

PXEブートを利用したOSのインストールは、以下の手順で行います。

注意

PXEブートを利用する場合、VIOMが必要です。

  1. [サーバ]タブのブートモードで"ネットワークブート(PXE)"と"PXEブート用ネットワーク"を選択して物理L-Serverを作成します。

    [サーバ]タブの設定については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.2 個々のパラメーターを指定した物理L-Serverの作成」を参照してください。

    この場合、以下のように設定してください。

    • ブートモードはネットワークブート(PXE)を指定してください。

    • PXEブート用のネットワークリソースを選択してください。

    • イメージは"指定なし"を選択してください。

    • FCパスの"シングルパスモード"チェックボックスにチェックが入っているか確認してください。

    • イメージの"指定なし"を選択すると、FCパスの"シングルパスモード"チェックボックスには自動的にチェックが入ります。

  2. PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートするように変更します。

  3. PXEブートを利用して物理L-ServerにOSをインストールします。

  4. OSをインストールしたあと、物理L-Serverを停止します。

  5. [L-Serverの仕様変更]ダイアログで"ブートモード"を"PXEブート用ネットワーク"から"通常"に変更します。

  6. PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートしないように変更します。

  7. L-Serverを起動します。

    L-Serverの起動方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1.1 起動」を参照してください。

  8. マルチパスドライバをインストールします。

    L-ServerとSANとの間のパスをマルチパスにする場合、L-Serverにマルチパスドライバをインストールします。

    マルチパスドライバのインストールについては、マルチパスドライバのマニュアルを参照してください。

  9. L-Serverを停止します。

    L-Serverの停止方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1.2 停止」を参照してください。

  10. L-ServerのSANのパス状態を変更します。

    以下の手順で、L-ServerのSANのパス状態を変更します。

    1. オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[仕様]を選択します。

      [L-Serverの仕様変更]ダイアログが表示されます。

    2. FCパスの"シングルパスモード"チェックボックスのチェックを外し、<OK>ボタンをクリックします。

  11. L-Serverを起動します。

    L-Serverの起動方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1.1 起動」を参照してください。

  12. エージェントをインストールします。

    OSのインストール後に本製品のエージェントをインストールして、エージェントを登録する必要があります。

    エージェントのインストールについては、「インストールガイド CE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

  13. エージェントを登録します。

    以下の手順で、L-Serverとして使用しているサーバのエージェントを登録します。

    1. オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューから[登録]-[エージェント]を選択して<OK>ボタンをクリックします。

      [エージェントの登録]ダイアログが表示されます。

    2. <OK>ボタンをクリックします。