ここでは、PXEブートを利用したOSのインストール方法について説明します。
PXEブートを利用したOSのインストール
PXEブートを利用したOSのインストールは、以下の手順で行います。
注意
PXEブートを利用する場合、VIOMが必要です。
[サーバ]タブのブートモードで"ネットワークブート(PXE)"と"PXEブート用ネットワーク"を選択して物理L-Serverを作成します。
[サーバ]タブの設定については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.2 個々のパラメーターを指定した物理L-Serverの作成」を参照してください。
この場合、以下のように設定してください。
ブートモードはネットワークブート(PXE)を指定してください。
PXEブート用のネットワークリソースを選択してください。
イメージは"指定なし"を選択してください。
FCパスの"シングルパスモード"チェックボックスにチェックが入っているか確認してください。
イメージの"指定なし"を選択すると、FCパスの"シングルパスモード"チェックボックスには自動的にチェックが入ります。
PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートするように変更します。
PXEブートを利用して物理L-ServerにOSをインストールします。
OSをインストールしたあと、物理L-Serverを停止します。
[L-Serverの仕様変更]ダイアログで"ブートモード"を"PXEブート用ネットワーク"から"通常"に変更します。
PXEブート用サーバのDHCPサービスの設定で、該当する物理L-ServerがPXEブートしないように変更します。
L-Serverを起動します。
L-Serverの起動方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1.1 起動」を参照してください。
マルチパスドライバをインストールします。
L-ServerとSANとの間のパスをマルチパスにする場合、L-Serverにマルチパスドライバをインストールします。
マルチパスドライバのインストールについては、マルチパスドライバのマニュアルを参照してください。
L-Serverを停止します。
L-Serverの停止方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1.2 停止」を参照してください。
L-ServerのSANのパス状態を変更します。
以下の手順で、L-ServerのSANのパス状態を変更します。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[仕様]を選択します。
[L-Serverの仕様変更]ダイアログが表示されます。
FCパスの"シングルパスモード"チェックボックスのチェックを外し、<OK>ボタンをクリックします。
L-Serverを起動します。
L-Serverの起動方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.1.1 起動」を参照してください。
エージェントをインストールします。
OSのインストール後に本製品のエージェントをインストールして、エージェントを登録する必要があります。
エージェントのインストールについては、「インストールガイド CE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
エージェントを登録します。
以下の手順で、L-Serverとして使用しているサーバのエージェントを登録します。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューから[登録]-[エージェント]を選択して<OK>ボタンをクリックします。
[エージェントの登録]ダイアログが表示されます。
<OK>ボタンをクリックします。