通常運用中に発生する異常の種類と異常発生時の運用について、"表11.25 ジャーナル提供側業務の異常の種類と運用"に示します。
表11.25 ジャーナル提供側業務の異常の種類と運用| 異常の種類 | 運用 | 
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| アプリケーションの異常終了 | 異常終了の原因を除去して、業務を再開します。 | 
| TJNLダウン | 以下の手順で復旧します。 Symfoware/RDBを強制停止Symfoware/RDBを再起動TRMを再起動TJNLを再起動(注)業務を再開
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| TRMダウン | 以下の手順で復旧します。 Symfoware/RDBを強制停止Symfoware/RDBを再起動TRMを再起動TJNLを再起動(注)業務を再開
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| システムダウン | 以下の手順で復旧します。 システムを再起動Symfoware/RDBを再起動TRMを再起動TJNLを再起動(注)業務を再開
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| ジャーナル取得ファイルの満杯 | ジャーナル提供側のアプリケーションが異常終了します。再度、アプリケーションのトランザクションを実行します。異常終了を繰り返すようであれば、以下の原因が考えられるため、原因を除去してください。
 ジャーナル配付機能が停止しているジャーナル利用側の業務が停止しているメッセージ取出し操作が行われていないシステム間の通信路に異常があるジャーナル取得ファイルの容量が小さい
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| ジャーナル取得ファイルの障害 | 以下の手順で復旧します。 Symfoware/RDBの強制停止Symfoware/RDBの再起動TRMを再起動TJNL環境の再作成TJNLの起動業務を再開
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注) 通常は、TRMを起動すると連動してTJNLも起動されます。起動についての詳細は、"11.5.1 運用操作の説明"を参照してください。