ページの先頭行へ戻る
Kシリーズ端末エミュレータV7.2 L10 使用手引書

4.3.1 ディスプレイエミュレータのセットアップ

1.Kシリーズ端末エミュレータフォルダにある「新しい接続」のアイコンをクリックします。

セットアップウィザードが起動されます。


2.接続名と端末定義を指定し、「次へ」ボタンをクリックします

ここでは接続名と端末定義を指定します。

■接続名

接続名がエミュレータのアイコンの名前となります。Kシリーズ端末エミュレータフォルダには、この名前が表示されるようになります。

■端末定義

使用するエミュレータの種別を一覧から選択します。この項目はあとから変更できません。

ここでは、ディスプレイエミュレータの設定を行いますので、「ディスプレイ」を選択してください。


3.接続先を指定し、「次へ」ボタンをクリックします。

ここでは通信制御サービスで定義したホストとの接続先を指定します。エミュレータは起動時に、ここで指定された接続先に接続を行います。

■接続先

ホストとの接続先を表示します。

■接続先の一覧

「接続先の一覧」ボタンをクリックすると次のような画面が表示されます。この画面より接続先を選択してください。

参考

接続パス名について

Kシリーズ端末エミュレータは、一覧より選択された接続先を次のようにして表現しています。この接続先を「接続パス名」と呼びます。
接続パス名:接続手順名+接続情報名+LU番号(デバイス番号)

接続先の一覧にて反転表示されている接続先は次のように表現されます。
接続パス名:NmcTcpip\WS1.1

注意

接続先の一覧は通信制御サービスのセットアップ情報をもとに表示されますので、あらかじめ通信制御サービスがセットアップされていることを確認しておいてください。


4.キーボード種別を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

コンピュータでK端末エミュレータキーボードを使用するかどうかを設定します。

■キーボード

K端末エミュレータキーボードの使用の有無を一覧から選択します。


5.終了抑制機能の設定を行い、「次へ」ボタンをクリックします

終了抑制機能を使用すると、システムメニューやタイトルバーの終了ボタンなどの、システムが提供する終了操作を受け付けないようにすることができます。(詳細は「4.3.3 終了抑制機能について」を参照してください。)

この画面では、終了抑制機能の使用の有無を設定します。

■終了抑制
  • システムメニューの終了操作を受け付ける

    通常のアプリケーションのように、システムメニューの「閉じる」や終了ボタンの操作によってエミュレータを終了させます。

  • システムメニューの終了操作を受け付けない

    システムメニューの「閉じる」や終了ボタンをグレー表示し、これらの操作を禁止します。


6.設定内容を確認し「完了」ボタンをクリックします。


正しくない場合は「戻る」ボタンをクリックして変更することができます。

「完了」ボタンをクリックするとセットアップウィザードは終了し、Kシリーズ端末エミュレータフォルダに新しいアイコンが作成されます。


7.「Kシリーズ端末エミュレータフォルダ確認します。

ディスプレイ接続アイコン(ショートカット)である「K接続」が作成されていることを確認します。



ディスプレイ接続アイコン

ディスプレイ接続アイコンは、ディスプレイエミュレータを起動するためのショートカットファイルです。

例として、「K接続」という名前のディスプレイ接続アイコンが登録されているようすを下記に示します。

Windows Vista(R)Windows(R) 7の場合

図4.5 ディスプレイ接続アイコン(ショートカット)の例

- ファイル表示形式は、「Kシリーズ端末エミュレータ」フォルダの右クリックメニューから開きます。

- 接続アイコンの設定変更のためのプロパティ選択は、右クリックメニューから行います。


Windows(R) 8の場合

図4.6 ディスプレイ接続アイコン(ショートカット)の例

- ファイル表示形式は、スタート画面の接続アイコンの右クリックメニューから「ファイルの場所を開く」を選択して表示します。

- 接続アイコンの設定変更のためのプロパティ選択は、ファイル表示形式の右クリックメニューから行います。