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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.7.10 swsrpvrq advcopy query(アドバンスト・コピー状態表示コマンド)

名前

swsrpvrq advcopy query - アドバンスト・コピーの状態表示


形式

コンポーネントセット単位の状態表示
プログラムディレクトリ\bin\swsrpvrq advcopy query [-h HyperV-Host] -cs Component-Set
すべてのコピーセットの状態表示
プログラムディレクトリ\bin\swsrpvrq advcopy query [-h HyperV-Host]

機能説明

アドバンスト・コピーの実行状態を表示します。

表示される情報は以下のとおりです。

タイトル

説明

Type

コピーセットのコピー種別を表示します。

  • OPC: OPC

  • QOPC: QOPC

Original-Disk

複製元ディスク名を表示します。

Replica-Disk

複製先ディスク名を表示します。

Direction

コピー方向を表示します。

  • regular: 業務ボリュームからバックアップボリュームへコピー中

  • ----: コピー未実施

Status

複製元ディスクから複製先ディスクへのアドバンスト・コピーの実行状態を表示します。

  • ----: コピー未実施

  • failed: エラーサスペンド状態

  • snap: スナップショット処理中

  • ?????: コピー状況の取得に失敗

Execute

コピー進行率をパーセントで表示します。
コピー未実施の場合は“----”が表示されます。

Trk

トラッキング処理の有無を表示します。

  • on: トラッキング処理中

  • off: トラッキング処理中ではない

  • ----: スナップショット処理未実施

Update

Status欄が“----”かつTrk欄が“on”の場合(トラッキング中かつ物理コピーが実施されていない場合)、前回の複製作成後の更新済みデータ量をパーセンテージで表示します。

物理コピー中またはトラッキング中でない場合は、“----”を表示します。


オプション

-h HyperV-Host

バックアップサーバから実行する場合、アドバンスト・コピーの状態を表示するHyper-Vホストの管理対象サーバ(Storageサーバ)名を指定します。

-cs Component-Set

アドバンスト・コピーの状態を表示するコンポーネントセット名を指定します。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

バックアップサーバから管理対象サーバHVHOST01に対して、アドバンスト・コピーの実行状態の表示を指示します。

C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpvrq advcopy query -h HVHOST01 -cs VMSet1
Type Original-Disk  Replica-Disk  Direction  Status  Execute   Trk  Update
QOPC g1d1@HVHOST01  g1d2@BKSV     regular      snap      23%  ----    ----
C:\>