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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.6 SQL Server連携コマンド

SQL Serverデータベースをバックアップ、リストアするコマンドについて説明します。SQL Server連携コマンドは、Administratorsグループに属しているユーザーで実行する必要があります。

バックアップ管理機能、レプリケーション管理機能で使用するコマンドが異なります。バックアップ管理機能を使用する場合は「12.6.1 バックアップ管理機能のコマンド」を、レプリケーション管理機能を使用する場合は「12.6.2 レプリケーション管理機能のコマンド」を参照してください。

注意

コマンド実行時の動作環境

コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。

表12.28 SQL Server連携コマンド実行時の動作環境

コマンド名

AdvancedCopy Manager動作環境

swstbackup_sqlsvr

EC運用の場合は管理対象サーバ(Storageサーバ)のデーモン/サービスが動作していなければならない。

swstrestore_sqlsvr

swsrpbackup_sql

サーバ内レプリケーションかつEC運用の場合は、管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。
サーバ間レプリケーションの場合は通信先管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない(-mオプション、-tオプションを指定する場合を除く)。

swsrprestore_sql

注意

クラスタ運用の場合

クラスタ運用におけるコマンドは、次の手順で実行します。

  1. 必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。

    set SWSTGNODE=論理ノード名
  2. コマンドを実行します。

クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項は備考欄に記述しています。

表12.29 クラスタ運用時のコマンド

コマンド

環境変数の要否

コマンド実行ノード

備考

swstbackup_sqlsvr

必要

業務稼働ノード

swstrestore_sqlsvr

必要

業務稼働ノード

swsrpbackup_sql

必要

業務稼働ノード

swsrprestore_sql

必要

業務稼働ノード

注意

SQL Server連携コマンドでは、SnapOPC機能をサポートしません。