SQL Serverデータベースをバックアップ、リストアするコマンドについて説明します。SQL Server連携コマンドは、Administratorsグループに属しているユーザーで実行する必要があります。
バックアップ管理機能、レプリケーション管理機能で使用するコマンドが異なります。バックアップ管理機能を使用する場合は「12.6.1 バックアップ管理機能のコマンド」を、レプリケーション管理機能を使用する場合は「12.6.2 レプリケーション管理機能のコマンド」を参照してください。
注意
コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。
コマンド名 | AdvancedCopy Managerの動作環境 |
---|---|
swstbackup_sqlsvr | EC運用の場合は管理対象サーバ(Storageサーバ)のデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swstrestore_sqlsvr | - |
swsrpbackup_sql | サーバ内レプリケーションかつEC運用の場合は、管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrprestore_sql | - |
注意
クラスタ運用におけるコマンドは、次の手順で実行します。
必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。
set SWSTGNODE=論理ノード名
コマンドを実行します。
クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項は備考欄に記述しています。
コマンド | 環境変数の要否 | コマンド実行ノード | 備考 |
---|---|---|---|
swstbackup_sqlsvr | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swstrestore_sqlsvr | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpbackup_sql | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrprestore_sql | 必要 | 業務稼働ノード | - |
注意
SQL Server連携コマンドでは、SnapOPC機能をサポートしません。