名前
stgdbdmp - データベース退避
形式
プログラムディレクトリ\bin\stgdbdmp -d ディレクトリ名 [-y]
機能説明
データベースを、指定したディレクトリに退避します。
本コマンドは、運用管理サーバで実行する必要があります。
オプション
データベース領域を退避するディレクトリ名を指定します。
このディレクトリは事前に作成しておく必要があります。
以前退避した内容が指定したディレクトリに存在した場合、強制的に上書きして退避します。
本オプションを省略した場合、かつ以前退避した内容が指定したディレクトリに存在した場合は、退避処理を行わずに処理を終了します。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
ディレクトリ(c:\dmpdir)にデータベースを退避します。
C:\>C:\ETERNUS_SF\ACM\bin\stgdbdmp -d c:\dmpdir SymfoWARE/RDBを起動しています 対象となるDSI名を取得しています DSI更新抑止の設定をしています アーカイブログファイルを強制的に切替えています 対象となるDSIを退避しています ......................... アーカイブログを破棄しています RDBディクショナリデータを退避しています DSI更新抑止を解除しています DB退避が完了しました C:\>
注意事項
本コマンドはAdministratorsグループに所属するローカルアカウント、または、ドメインのDomain Adminsグループに所属するドメインアカウントだけ実行可能です。
以下のサービスを利用して本処理を実行する場合は注意が必要です。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続による利用)
運用管理サーバがWindows Server 2003の場合、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行う必要があります。
コンソールセッション接続の方法は、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/947723/ja
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
以下のサービスを利用して本処理を実行すると不具合が発生するため、以下のサービスを利用しないでください。
Telnetサーバーサービス
運用管理サーバをクラスタ運用している場合、退避するディレクトリを共用ディスク上に用意することをお勧めします。
本コマンド実行時に画面やコマンドを使用している場合、処理が正常に終了しない場合があります。しばらく待ってから再実行してください。