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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.3.11 stgenvdisp(環境情報表示コマンド)

名前

stgenvdisp - 環境情報の表示


形式

プログラムディレクトリ\bin\stgenvdisp [-n 業務の論理ノード名]

機能説明

AdvancedCopy Managerに設定されている環境の各値を表示します。

表示される情報は以下のとおりです。

タイトル

説明

Server type

サーバ種別を表示します。

Management server:運用管理サーバ(Storage管理サーバ)または運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)
Server:管理対象サーバ(Storageサーバ)または管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)

Cluster system

クラスタシステムの種類を表示します。

VERITAS Cluster Server:VERITAS Cluster Server
MSCS:MSCSまたはWSFC
HACMP:High Availability Cluster Multi-Processing
GENERAL:Solaris/Linux/HP-UX環境クラスタシステム

Node type

ノード種別を表示します。

Primary:プライマリノード
Secondary:セカンダリノード

Node name

論理ノード名を表示します。
Local-Serviceの場合、ローカル業務であることを示します。

Service name

業務名を表示します。

Cluster name

クラスタ名を表示します。

Mount point

AdvancedCopy Manager共有データ用のマウントポイントを表示します。

Disk resource

AdvancedCopy Manager共有データ用に使用した共有ディスクのリソース名を表示します。

Drive

AdvancedCopy Manager共有データ用に使用したドライブレターを表示します。

Network name

AdvancedCopy Managerで使用したネットワーク名を表示します。

External connection

外部接続用ネットワーク名を表示します。

Subnet mask

サブネットマスクを表示します。

IP address resource

IPアドレスリソースを表示します。

IP by cluster setup

クラスタセットアップコマンドで指定した論理IPアドレスを表示します。
ただし、運用において、「運用管理サーバ業務のIPアドレスの変更」または「管理対象サーバ業務のIPアドレスの変更」操作を実施している場合は、運用中の論理IPアドレスではないので注意が必要です。

Manager IP address

運用管理サーバのIPアドレスを表示します。
ただし、「サーバの追加」操作を実施していない場合は、値に“????”が表示されます。

Repository user

リポジトリアクセスユーザーを表示します。

DB log file

Windows版だけ

DBログファイル格納先フォルダ名を表示します。

DB dictionary file

Windows版だけ

DBディクショナリファイル格納先フォルダ名を表示します。

Repository database

Windows版だけ

リポジトリデータベーススペース格納先フォルダ名を表示します。

DB file

Solaris版の場合

DBファイルシステム用デバイス名またはディレクトリ名を表示します。

Linux版の場合

DBファイル用ディレクトリ名を表示します。

RDB dictionary

Solaris版の場合

RDBディクショナリ用ローデバイス名を表示します。

Linux版の場合

RDBディクショナリ用ディレクトリ名を表示します。

RDB log file

Solaris版の場合

RDBログファイル用ローデバイス名またはディレクトリ名を表示します。

Linux版の場合

RDBログファイル用ディレクトリ名を表示します。

Database space

Solaris版の場合

リポジトリデータ格納DBスペース用ローデバイス名を表示します。

Linux版の場合

リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ名を表示します。

Database size

Windows版、Linux版だけ

データベースサイズを表示します。

Communication

通信サービス/デーモンのポート番号(servicesファイル内のサービス名:stgxfws)を表示します。
クラスタ運用の場合は、業務用通信サービス/デーモンのポート番号(servicesファイル内のサービス名:stgxfws_論理ノード名)を表示します。

Remote access

リモートアクセスサービス/デーモンのポート番号(servicesファイル内のサービス名:rmiswstf)を表示します。

Exclusive control

排他制御サービス/デーモンのポート番号(servicesファイル内のサービス名:semswstf)を表示します。

Repository

Windows版、Solaris版だけ

リポジトリサービス/デーモンのポート番号(servicesファイル内のサービス名:rdaswstf)を表示します。

Program install directory

インストール時に指定したプログラムディレクトリを表示します。

Fixed configuration directory

インストール時に指定した環境設定ディレクトリを表示します。

Modifying configuration directory

インストール時に指定した作業用ディレクトリを表示します。

Version

AdvancedCopy Managerのバージョンレベルを表示します。

Language

AdvancedCopy Managerの言語種別を表示します。

JAPANESE:国内版
ENGLISH:海外版

Code

Solaris版、Linux版だけ

インストール時に指定した文字コードを表示します。


オプション

-n 業務の論理ノード名

業務の論理ノード名(クラスタセットアップコマンドで指定した論理ノード名)を指定します。

クラスタ環境の場合

本オプションが指定された場合、指定された業務の情報だけ出力します。
本オプションが指定されていない場合、全業務の情報を出力します。

非クラスタ環境の場合

本オプションは指定できません。指定された場合は、swstf6002のメッセージを出力して処理を終了します。
本オプションが指定されていない場合、情報を出力します。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例


注意事項