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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

11.4.1 概要

レプリケーション運用中にハードウェア障害などが発生すると、以下のような現象になります。

運用状況表示コマンドのStatus欄に“failed”が表示される場合、およびコマンド実行時にswsrp2606が出力される場合は、物理コピー中にハードウェア障害が発生し、コピー処理がエラーとなっています。

コマンド実行時に、swsrp0603、swsrp0634、swsrp0719、またはswsrp0740が出力され、再実行しても同じエラーになる場合は、ハードウェア障害などが発生しているためにアドバンスト・コピーを実行できなくなっています。

また、リモートコピーを行っている場合、ハードウェア障害が発生すると、以下のような現象になることがあります。

運用状況表示コマンドのStatus欄に“halt”が表示される場合、コマンド実行時にswsrp2648が出力される場合は、物理コピー中にハードウェア障害が発生し、リモートコピー処理がエラーとなっている可能性があります。

このような現象が発生した場合、複製元ボリュームまたは複製先ボリュームにハードウェア障害が発生している、またはパス閉塞が発生している可能性があります。ハードウェアの状態を確認し、ハードウェア障害が発生している場合は、エラーの原因を取り除いてから再実行する必要があります。