レプリケーション運用中にハードウェア障害などが発生すると、以下のような現象になります。
「12.4.2.3 swsrpstat(運用状況表示コマンド)」で、Status欄に“failed”または“?????”が表示される。
コマンド実行時に、swsrp2606が出力される。
コマンド実行時に、swsrp0603、swsrp0634、swsrp0719、またはswsrp0740が出力される。
運用状況表示コマンドのStatus欄に“failed”が表示される場合、およびコマンド実行時にswsrp2606が出力される場合は、物理コピー中にハードウェア障害が発生し、コピー処理がエラーとなっています。
コマンド実行時に、swsrp0603、swsrp0634、swsrp0719、またはswsrp0740が出力され、再実行しても同じエラーになる場合は、ハードウェア障害などが発生しているためにアドバンスト・コピーを実行できなくなっています。
また、リモートコピーを行っている場合、ハードウェア障害が発生すると、以下のような現象になることがあります。
「12.4.2.3 swsrpstat(運用状況表示コマンド)」で、Status欄に“halt”が表示される。
コマンド実行時に、swsrp2648が出力される。
運用状況表示コマンドのStatus欄に“halt”が表示される場合、コマンド実行時にswsrp2648が出力される場合は、物理コピー中にハードウェア障害が発生し、リモートコピー処理がエラーとなっている可能性があります。
このような現象が発生した場合、複製元ボリュームまたは複製先ボリュームにハードウェア障害が発生している、またはパス閉塞が発生している可能性があります。ハードウェアの状態を確認し、ハードウェア障害が発生している場合は、エラーの原因を取り除いてから再実行する必要があります。