コピー元/コピー先ディスクの構成変更(LUN_VサイズやLUN_V番号の変更)を行う場合は、複製元/複製先ボリュームの削除処理を行ったあとにディスク構成変更を行い、複製元/複製先ボリュームの設定処理、コピーセットファイルの修正/登録の設定処理を行います。
本作業は、必ず、コピー元/コピー先ディスクの構成変更を行う前に実施する必要があります。本作業を行わない場合、デバイス構成変更後のコピーセット、複製元/複製先ボリュームの削除ができない場合があります。
Hyper-Vホストで、VSSHPの「stxvquery(状況照会コマンド)」を実行してコピー状況を確認し、実行中のコピー処理がある場合、またはQuickOPCによるトラッキング状態の場合は、VSSHPの「stxvcopy(バックアップ制御コマンド)」またはVSSHPの「stxvstopall(一括停止コマンド)」でコピー処理またはトラッキング処理を停止します。
QuickOPCによるトラッキング状態の場合、コピー元/コピー先ディスクを変更する事はできません。QuickOPCバックアップ運用中の業務ボリュームのコピー先を変更したい場合、トラッキング処理を停止する必要があります。
デバイスの変更対象の複製元/複製先ボリュームに対して削除処理を行います。詳細は、「9.8.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
複製元/複製先ディスクのパーティション構成に変更のある場合は、ディスクの初期化を行います。詳細は、「8.2.6.4 ディスクの初期化」を参照してください。
デバイスの構成変更を行います。
デバイスの追加処理を行います。「7.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を参照して作業を実施してください。
「8.2.3.2.6 コピーセットファイルの作成」および「8.2.3.2.7 コピーセット一括登録」を実行してコピーセット情報を変更します。
Hyper-Vホストにおいて、「8.2.3.2.8 コピーセット登録内容の確認、退避」を実施します。
複製元/複製先ボリュームの設定を行います。