ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

4.5.1 スナップショット型高速バックアップの実行

Symfowareのスナップショット型高速バックアップは、業務ボリュームまたはロググループを指定して、「12.2.2.1 swstbackup(バックアップ実行コマンド)」を用いて行います。ロググループ指定でのバックアップでは、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームを一度にバックアップします。

以下に示す方法でバックアップできます。

表4.5 スナップショット型高速バックアップの種類

バックアップ方法

説明

通常ダンプ

アーカイブログ運用中(通常運用中)のデータベースをバックアップします。

参照ダンプ

長期保存などの目的のためにアーカイブログ運用から切り離されたデータベースをバックアップします。

注意

  • 業務ボリューム指定でバックアップする場合、マルチデータベーススペース(1つの実表やインデックスを、複数のデータベーススペースに割り付けた物理構造)を含む業務ボリュームの参照ダンプは指定できません。

  • 参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareのrdbrtrコマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書込み不可状態)する必要があります。

  • Webコンソールでは、業務ボリュームを個別に指定したバックアップができません。