Symfowareのスナップショット型高速バックアップは、業務ボリュームまたはロググループを指定して、「12.2.2.1 swstbackup(バックアップ実行コマンド)」を用いて行います。ロググループ指定でのバックアップでは、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームを一度にバックアップします。
以下に示す方法でバックアップできます。
バックアップ方法 | 説明 |
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通常ダンプ | アーカイブログ運用中(通常運用中)のデータベースをバックアップします。 |
参照ダンプ | 長期保存などの目的のためにアーカイブログ運用から切り離されたデータベースをバックアップします。 |
注意
業務ボリューム指定でバックアップする場合、マルチデータベーススペース(1つの実表やインデックスを、複数のデータベーススペースに割り付けた物理構造)を含む業務ボリュームの参照ダンプは指定できません。
参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareのrdbrtrコマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書込み不可状態)する必要があります。
Webコンソールでは、業務ボリュームを個別に指定したバックアップができません。