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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

4.2.1 Symfowareデータベースのバックアップ運用設計

Symfoware Serverのマニュアルを参考に設計してください。ただし、データベーススペースの配置は、以下の制限事項を守って設計してください。

ローデバイス上のデータベーススペース

ローデバイス上にデータベーススペースを配置する場合、AdvancedCopy Manager のコピー単位(ボリューム単位)とデータベーススペース領域は一致するため、特に考慮する点はありません。

ローデバイス上にデータベーススペースを作成する方法は、『Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編)』を参照してください。

注意

AdvancedCopy Managerでバックアップする場合、RDBシステム名およびロググループ名に、2バイト以上のコード(ひらがな、漢字など)を使用できません。

ファイルシステム上のデータベーススペース

AdvancedCopy Managerは、ボリューム(パーティション)単位でコピー処理を実施します。そのため、データベーススペースファイルは、1ボリューム(パーティション)につき1ファイルとする必要があります。ボリュームにドライブ文字を割り当て、パーティションスペースいっぱいにデータベーススペースファイルを1つだけ作成してください。

ファイルシステム上にデータベーススペースを作成する方法は、『Symfoware Server RDB運用ガイド』および『Symfoware(R) Server SQLリファレンス』を参照してください。

図4.3 ファイルシステム上のデータベーススペース

注意

  • データベーススペースを配置したボリュームには、対象となるデータベーススペースファイル以外のファイルを配置しないでください。

  • 1つのボリュームに複数のデータベーススペースファイルを作成した場合、データベーススペースの情報は取得されません。

  • AdvancedCopy Managerでバックアップする場合、RDBシステム名およびロググループ名に、2バイト以上のコード(ひらがな、漢字など)を使用できません。

  • ファイルシステム上にデータベーススペースを配置したバックアップ運用には、Symfoware Server Advanced Backup Controller V9.0以降が必要です。