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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

3.2.5 バックアップの自動運用の準備

AdvancedCopy Managerのバックアップ運用は、Systemwalker Operation Managerなどを利用して自動化できます。

スナップショット型高速バックアップの自動運用

スナップショット型高速バックアップは、次の2つの方法で自動運用できます。

同期型高速バックアップの自動運用

同期型高速バックアップでは、バックアップ予定時刻に、業務ボリュームとバックアップボリュームが等価性維持状態になっている必要があります。

そのため、同期型高速バックアップを自動運用する場合は、以下のようにバックアップ同期処理開始コマンド、バックアップ実行コマンドを分けて起動する必要があります。

バックアップ同期処理開始コマンドの起動

バックアップ同期処理開始コマンドは、バックアップ実施契機に等価性維持状態となっているよう、あらかじめ机上でバックアップ同期処理に必要な時間を算出し、その時間分以上さかのぼって、時刻指定で起動します。

バックアップ同期処理を開始してから等価性維持状態になるまでにかかる時間は、コピーするボリュームの容量に依存します。

バックアップ実行コマンドの起動

次のどちらかの方法でバックアップ実行コマンドが自動的に起動されるようにします。