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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

2.2 サービスの起動

AdvancedCopy Managerの各サービスは、システム起動時に自動的に起動されます。このため、通常、手動での起動は不要です。

しかし、以下の場合は、AdvancedCopy Managerのサービスを手動で起動する必要があります。

サービスを手動で起動する方法は、以下のとおりです。

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]をクリックし、サービス画面を表示します。

  2. システムに登録されているサービスの一覧が表示されるので、起動するサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックします。

MSCSまたはWSFCでクラスタ運用している場合

クラスタシステムにおけるAdvancedCopy Managerのサービスの起動方法について説明します。

クラスタシステム構築後におけるサービスのスタートアップの種類は、以下のとおりです。

表2.5 AdvancedCopy Managerマネージャー機能におけるサービスのスタートアップの種類

サービス表示名

スタートアップの種類

AdvancedCopy Manager GUI Service

手動

AdvancedCopy Manager COM Service

自動

AdvancedCopy Manager COM Service for 論理ノード名

手動

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

手動

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

手動

注意

Windows Server 2008以降の場合、AdvancedCopy Managerは"SymfoWARE RDA RDBSWSTF"のサービスを使用しません。

表2.6 AdvancedCopy Managerエージェント機能におけるサービスのスタートアップの種類

サービス表示名

スタートアップの種類

AdvancedCopy Manager COM Service

自動

AdvancedCopy Manager COM Service for 論理ノード名

手動

AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)の起動方法は、以下のとおりです。

  1. クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を起動します。

  2. 運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)または管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)をオンラインにします。

クラスタサービス以外のAdvancedCopy Managerのサービス(AdvancedCopy Manager COM Service)の起動方法は、以下のとおりです。

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。

  2. システムに登録されているサービスの一覧が表示されるので、起動するサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックします。

注意

  • AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)は、必ず、クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)から起動してください。[サービス]画面から起動しないでください。

  • クラスタサービス(アプリケーションリソース)が何らかの原因で停止したために個別のクラスタサービスを起動する場合も、上記の方法で起動する必要があります。

  • AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)のスタートアップの種類を自動に変更しないでください。