AdvancedCopy Managerでは、ETERNUS ディスクアレイ内のデバイス(物理ディスク)を管理します。各デバイスは、デバイスを識別するユニークな識別子(AdvancedCopy Managerデバイス名)で管理されます。AdvancedCopy Managerデバイス名は、以下の形式となります。
デバイス名 | 説明 |
---|---|
・g?d?p? |
|
※非ETERNUS ディスクアレイのデバイス名(g?d?p?)について
g: 非ETERNUS ディスクアレイの場合は "0" 固定です。
d: デバイスが接続されているサーバ内でユニークとなるAdvancedCopy Manager独自の番号です。ディスクの管理上のディスク番号とは異なります。
p: ETERNUS ディスクアレイの規則と同様
※ 管理対象外デバイス
パーティション単位の場合、以下のデバイスは管理対象外となります。
ダイナミックボリューム
2箇所以上のマウントポイントを持っている(2箇所以上からマウントされている)
AdvancedCopy Managerにおける運用では、このAdvancedCopy Managerデバイス名を利用します。
AdvancedCopy Managerデバイス名は、ディスクの管理上の管理名(パーティション/論理ドライブ)と1対1に対応づけられますが、ディスクの管理上の管理番号とは一致しません。このため、AdvancedCopy Managerでは、AdvancedCopy Managerデバイス名とディスクの管理表記の対応付けを容易にするよう、"ブロックデバイス名"という形で画面表示しています。
"ブロックデバイス名"は、以下の形式となります。
disk?p?
disk?:ディスクの物理番号です。すなわち、ディスクの管理で表示されるディスク番号です。
p?:AdvancedCopy Managerデバイス名のp?と同じ値が表示されます。
"AdvancedCopy Managerデバイス名"と"ブロックデバイス名"の関係は、Webコンソールおよび「12.3.9 stgxfwcmdispdev(デバイス情報表示コマンド)」で確認できます。
注意
2TB以上のディスクの運用を行う場合は、「全般的な注意事項」の「大容量ディスクの運用について」を参照してください。
Logical Unit(ディスク)単位の運用を行う場合は、「Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。
対象ファイルシステム
業務に登録できるデバイスのファイルシステムは、以下のとおりです。
NTFS(NT File System)
ReFS(Resilient File System)