ホストアクセスAPIには以下の特長があります。
エミュレータの画面データをオブジェクト化したフィールドインターフェースを提供
WSMGR APIオプション相当のスクリーンインターフェースを提供
シナリオ機能と連携するシナリオインターフェースを提供
エミュレータ画面上のフィールドをオブジェクト化することで、エミュレータの細かいデータを意識しないアプリケーション開発が可能です。オブジェクト化されたフィールドは、フィールドクラスを使用して効率良くアクセスすることができるため、行桁位置を意識する必要がありません。また、フィールドクラスを使って目的のフィールドを効率的に見つけることができます。
エミュレータの画面データ(スクリーンバッファ)の取得や、キー入力をシミュレートする低レベルのインターフェースを提供します。エミュレータの動作をシミュレートし、行桁位置を意識した細かい制御を必要とするアプリケーション開発が可能です。
ホスト画面遷移(画面めくり)を自動化する「シナリオ機能」との連携により、目的の画面までの遷移をシナリオ機能で行い、目的の画面が表示されたらAPIレベルでホストにアクセスする、といった処理を、アプリケーションに簡単に実装できます。これにより、画面遷移についてプログラミングの必要がなくなるため、システムの早期稼働が可能です。
また、シナリオ側で取得したホスト画面情報やデータをそのまま(ホスト画面を意識することなく)扱うことで、アプリケーションを簡単にカスタマイズできます。