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Systemwalker Live Help V13.6.1 ユーザーズガイド
Systemwalker

C.5 ファイル操作イベント

ファイル操作イベントは、Live Helpの拡張ファイル転送機能が使われると発生します。セッションジャーナルに記録されるイベントの意味と、パラメータは次の表のとおりです。

なお、以下の表には記載していませんが、全てのイベントにおいて、パラメータの最後に「ログオンユーザ名」が出力されます。「ログオンユーザ名」は、Live Helpプログラムを利用したときにOSにログオンしているユーザ名です。[Live Help Client]プログラムが、OSにログオンしていない状況で利用された場合、ログオンユーザ名は「SYSTEM」となります。

イベントの種類と意味

イベント名: "FILEDELETE"

意味 : ファイルが削除された。

パラメータ: 削除されたファイルのパス。

イベント名: " FILEOPFAIL "

意味 : ファイル操作が失敗した。

パラメータ: ファイル操作内容、対象のパス、失敗理由。

ファイル操作内容:

FILESEND: ファイル送信
FILERECEIVE: ファイル受信
FILEDELETE: ファイル削除
FILERENAME: ファイル名変更
FOLDERCREATE: フォルダ作成

失敗理由:

アクセス拒否: オペレーティングシステムがファイル操作を拒否した。
ドライブ未起動: 対象のドライブが動作していなかった。
既存ファイル: 同じ名前のファイルが存在した。
ファイル無し: 対象のファイルが存在しなかった。
既存フォルダ: 同じ名前のフォルダが存在した。
その他のエラー: ペレーティングシステムが操作誤りを通知してきた。
空き容量不足: 対象のドライブに操作を完了するのに十分な空きがなかった。
不正なドライブ: 対象のドライブが正しくない。
不正な操作: 対象に操作を実行できなかった。
不正なパス: 指定されたパスが間違っていた。
旧ファイル除外: 既存のファイルの方が新しかった。
メモリ不足: 操作を完了するのに必要なメモリがなかった。
上書き拒否: ユーザが既存のファイルの上書きを許可しなかった。
操作拒否: ユーザまたはオペレーティングシステムが操作を許可しなかった。
読み取りエラー: 読み取り中にエラーが発生した。
読み取り専用: 対象が読み取り専用なので操作に失敗した。
書き込みエラー: 書き込み中にエラーが発生した。
書き込み禁止: 対象のファイルが書き込み禁止だった。

イベント名: "FILERECEIVE"

意味 : ファイルを受信した。

パラメータ: 受信したファイルのパス。

イベント名: "FILERENAME"

意味 : ファイル名が更新された。

パラメータ: 元のパス、新しいパス。

イベント名: "FILESEND"

意味 : ファイルが送信された。

パラメータ: 送信元のパス、送信先のパス。

イベント名: "FOLDERCREATE"

意味 : フォルダが作成された。

パラメータ: 作成されたフォルダのパス。