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Systemwalker Live Help V13.6.1 ユーザーズガイド
Systemwalker

15.1.1 Live Help CMとは

Live Help CMは、以下の2つの主要な機能により、サポートセッションの接続を管理するプログラムです。

注意

  • [Live Help CM]プログラムでは、ファイアウォールを越えたインターネット接続は管理できません。インターネット接続を実現するには、[Live Help Connect]プログラムの導入が必須となります。[Live Help Connect]プログラムの概要やインストールについては、“Systemwalker Live Help Connect管理者ガイド”を参照してください。

  • サポートセッションの接続を行う場合は、本バージョンの製品媒体を使用して、 Windows(R) XP / Windows Server 2003 STD / Windows Server 2003 EEのいずれかのOSにLive Help CMプログラムをインストールしてください。

  • Live Help CMを使用したサポートセッションによる接続は、IPv4通信のみサポートしています。


15.1.1.1 Live Helpユーザ名により、ExpertとClientを接続できるようにする

Expert および Client にはそれぞれ個別のユーザ名(デフォルトはコンピュータ名)を設定することができます。Live Help CMを使用すると、Live Help CMに接続する全てのExpertおよびClientを、このLive Helpユーザ名で識別できるようになります。これにより、ExpertはClientのIPアドレスではなく、ユーザ名を指定することで接続できるようになります。これは利用しているTCP/IP環境が、動的IPアドレス割当てを行うよう構成されている場合などに便利です。


15.1.1.2 Expert および Client をグループ管理する

Live Help CMでは、サポートセンターと呼ばれるユーザグループを作成することができます。各サポートセンターにExpertおよびClientを所属させることにより、ユーザをグループ化して管理することができます。

詳細は“サポートセンターの役割とメリット”-“特定のサポートセンターに対し、限られたユーザのみがアクセスできるようにする”を参照してください。


15.1.1.3 サポートセッションの管理の概要

[Live Help CM]プログラムは、サポートセンター、サポートセッションを開いた人の名前とネットワークアドレス、そしてセッションの状態を管理します。

具体的には以下のような処理を行います。