Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

B.9 セキュリティ対策

ここでは、todirmovコマンドのセキュリティ対策について説明します。

保護資産について

本機能では、以下を保護資産と定義します。

• パラメータファイル

• ローカルユーザ情報ファイル

資産の保護方法について

• パラメータ
  todirmovコマンドのパラメータファイルであり、ログインユーザのパスワードが記録されます。従って、本ファイルは、TeamWARE Officeシステム管理者しかアクセスのできないTeamWARE Officeのインストールディレクトリ配下に作成してください。しかし、どうしても、パラメータファイルを他のディレクトリに作成する場合は、適切なアクセス制限を設定し、TeamWARE Officeへのログインユーザのパスワードが漏洩しないようにしてください。

• ローカルユーザ情報ファイル
  ローカルユーザを登録・更新する場合に、各ユーザアカウントのログインパスワードを指定する可能性があるため、本ファイルは、TeamWARE Officeシステム管理者しかアクセスのできないTeamWARE Officeのインストールディレクトリ配下に作成してください。しかし、どうしても、パラメータファイルを他のディレクトリに作成する場合は、適切なアクセス制限を設定し、各ユーザアカウントのログインパスワードが漏洩しないようにしてください。