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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

17.4.1 MailArchiveゲートウェイの監視

MailArchiveゲートウェイプロセスがアクセスするディレクトリは、mqディレクトリとarchiverディレクトリです。archiverディレクトリは、TeamWARE Officeがインストールされているディレクトリのサブディレクトリです。MailArchiveゲートウェイは、TeamWARE Officeがインストールされているディレクトリ直下にあるarchiverディレクトリで、日本語ヘッダの変換や添付ファイルの変換などを行います。

archiver ディレクトリに".err"という拡張子付きのメールがある場合や、archiverディレクトリ内のfailedサブディレクトリにメールがある場合は注意してください。このメールは、MailArchiveゲートウェイが処理できなかったものです。

mqディレクトリを監視する必要はありません。

ポイント

MailArchiveゲートウェイは、メールアーカイブシステムの停止やネットワーク障害等によってメールアーカイブシステムに転送できなかったメールを、新たに送受信されたメールより優先順位を下げて転送します。

このため、この間転送に失敗したメールは、メールアーカイブシステムの停止やネットワーク障害等が復旧しても、すぐに転送処理が行われない場合があります。

また、長期間メールアーカイブシステムに転送ができない状態が続いた場合は、MailArchiveゲートウェイは転送できなかったメールの転送を中止します。

MailArchiveゲートウェイによって自動的に転送されなくなったメールは、tommaqrtツールを利用することで、再度処理させることができます。

詳しくは、"M.4 tommaqrtツール"を参照してください。