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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

8.7.5 MIMEメッセージ保存オプションの留意事項

ここでは、MIMEメッセージ保存オプションを使用する際の留意事項について説明します。

メールサイズ

MIMEメッセージ保存オプションを使用した場合、インターネットから受信したメールは、TeamWARE形式とMIMEメッセージの2つの形式でMailデータベースに格納されます。この場合、メールのサイズはMIMEメッセージ保存オプションを使用しない場合に比べて約2倍になります。このため、MIMEメッセージ保存オプションを使用する場合は、Mailデータベースの添付ファイル格納領域(to.iniのattachment_pathで指定している領域)に対して現状の1.5~2倍のディスク容量を確保するか、メールの保存期間を短くするなどの対処を行い、Mailデータベースの容量不足が発生しないように十分注意してください。

また、TeamWARE Mailアプリケーションで表示されるメールのサイズには、MIMEメッセージの分が含まれます。たとえば、メッセージテキストと添付ファイルが指定されていないメールは、MIMEメッセージ保存オプションを使用していない場合は0KBと表示されます。しかし、MIMEメッセージ保存オプションを使用した場合は、1KBと表示されるようになります。

メールの整合性

インターネットから送られたメールをPOP3クライアントやIMAP4クライアントで受信した場合、MIMEメッセージがそのまま利用されます。メールの整合性は、メールを送信したメールソフトと、メールを受信したPOP3クライアントやIMAP4クライアントに依存します。整合性に問題がある場合は、メールの送信者に連絡し、送信したメールソフトや受信したPOP3クライアント、IMAP4クライアントの設定などを見直すようにしてください。