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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能管理者ガイド

5.4.2 ユーザアカウントの変更

システム管理者、Directoryマネージャおよびユーザアカウントの所有者は、Directoryでユーザアカウントを変更できます。たとえば、ユーザアカウントの所有者を変更することなどが可能です。所有権は、ユーザアカウントを作成した人が所有していますが、[ユーザアカウントの変更]ウィンドウの[セキュリティ]ページで、ほかのユーザに譲渡できます。ただしこの場合は、新所有者が譲渡された所有権を適切に管理できるかどうか、確認する必要があります。たとえば、Calendarの利用資格がないユーザに対してCalendarマネージャの権限を譲渡することは避けるべきです。所有権を譲渡するには、以下のように操作します。

操作方法
  1. [共用ディレクトリ]ページで、変更したいエントリを表示させ、選択状態にします。

  2. [エントリ]メニューから[変更]コマンドをクリックします。
    [ユーザアカウントの変更]ウィンドウが表示されます。

  3. [セキュリティ]ページをクリックします。

  4. [所有者の変更]ボタンをクリックします。
    [所有者を検索]ウィンドウが表示されます。

  5. [所有者を検索]ウィンドウで譲渡したいエントリを表示させ、選択状態にして[OK]ボタンをクリックします。
    [ユーザアカウントの変更]ウィンドウ([セキュリティ]ページ)に戻ります。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

注意

  • グループ内の各ユーザの詳細情報を変更する必要が生じたときは、1人1人のユーザアカウントを別々に変更しなければなりません。ユーザテンプレートに変更を加えても、以前に作成したユーザアカウントに影響はありません。1人1人のユーザアカウントを一括して変更する場合、Directoryユーティリティを使用すると便利です。Directoryユーティリティの詳細は、"付録B Directoryユーティリティ"を参照してください。

  • Directoryマネージャは、ユーザアカウントのメールのベースアドレスを変更することはできません。

  • TeamWARE Directoryアプリケーションでは、Taskサービスに関する設定を確認しながらユーザアカウントを変更することができません。Taskサービスをご利用の場合は、WebブラウザからADMINメニューを利用するか、Directoryユーティリティを使ってユーザアカウントを変更してください。

ポイント

あるユーザをTeamWARE Officeシステムから一時的に使用できないようにする必要がある場合、[セキュリティ]ページの[アカウント使用不可能]チェックボックスをオンにして、ユーザアカウントを無効にすることができます。

参考

詳細については、以下に示す検索キーワードを使って、Directoryのオンラインヘルプを参照してください。

  • ユーザアカウント、変更