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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能インストールガイド

C.1.2 サイレントインストールの実行

インストール前に必要な作業

本製品のインストールについては、“第3章 TeamWARE Officeのインストール”を参照してください。

インストールに必要な資源

本製品のサイレントインストール時には、以下の資源が必要です。

インストール手順

インストール手順を以下に示します。

  1. サイレントインストール資源の格納
    サイレントインストール資源は、製品媒体の以下に格納されています。

    (CD-ROMルート)\teamware\servers\nt\citool

    対象サーバの任意のフォルダに、サイレントインストール資源を格納します。

    C:\temp\citool

  2. サイレントインストール用初期化ファイル(twsilent.ini)の修正
    サイレントインストール用初期化ファイル(twsilent.ini)の製品媒体の情報、ログの出力先を環境に合わせて修正します。
    TWDISK:DVD、またはCD-ROMのパス
    LOGDIR:ログの出力先フォルダのパス
                     存在するフォルダのパスを指定してください。
                     存在しない場合は、あらかじめフォルダを作成してください。

    注意

    • 絶対パスで記述してください。

    • パスには、以下の文字を含まない半角英数字または半角スペースを使用してください。
      "*"、"?"、"""、"<"、">"、"|"、"%"、"^"、"!"、"&"、"+"

    • サイレントインストール用初期化ファイル(twsilent.ini)の[DISK]セクションと[LOG]セクションのセクション名は変更しないでください。セクション名を変更すると、「環境変数[***]が定義されていません」というエラーメッセージが出力されます。([***]の部分には、セクション名が入ります。)

    notepad C:\temp\citool\twsilent.ini
    ==============================================================
    [DISK]
    TWDISK=E:
    [LOG]
    LOGDIR=C:\temp\logs
    ===============================================================

  3. サイレントインストール用スクリプトの実行
    サイレントインストール用スクリプトを実行します。第一引数に、インストールパラメータCSVファイルを指定します。標準値でインストールする場合は、引数なしで実行してください。標準値については、“parametersパラメータ”の省略値欄を参照してください。

    C:\temp\citool\twsilentinst.bat parameter.csv

  4. インストール結果の確認
    スクリプトの動作結果を確認し、インストールまたはセットアップが正常に終了していない場合には、手順2でLOGDIRに指定したフォルダに出力されているtwsilentinst.logの内容を確認してください。
    なお、サイレントインストール用初期化ファイル(twsilent.ini)に誤りがある場合は、エラーメッセージは実行画面に表示され、twsilentinst.logは出力されません。
    その場合は、以下の[出力メッセージ]を参照し、エラーメッセージに応じた対処を実施してください。

出力メッセージ

インストール時に出力されるメッセージについて説明します。
ここでは、サイレントインストール時にのみ出力されるメッセージについて説明します。それ以外のメッセージについては“付録E メッセージ”を参照してください。

インストール後の操作

インストール後に必要な操作について説明します。

インストール後にサーバの再起動が必要です。再起動後、サイレントインストール用スクリプトを実行したユーザアカウントで、サーバにログインしてください。
インストール後にはサーバの設定が必要になります。“第3章 TeamWARE Officeのインストール”の“図3.1 インストールの流れ”にあります“サーバソフトウェアのインストール”後の手順に従ってインストール後の操作を行ってください。