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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能インストールガイド

4.2.8 LDAPサービスのセットアップ

LDAPサービスをセットアップします。セットアップ時に、LDAP/X.500ディレクトリのホスト名などを定義します。

操作方法

説明

操作方法

クイック

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9
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選択:9
=======================================================
LDAPサービスセットアップ
1 = (LDAPサービスを追加します)
サービス選択(0で終了):[1  ]
LDAPサービス名:[tokyo LDAP/X.500 Directory              ]
LDAP/X.500ディレクトリのホスト名:[publicdb.tokyo.fujitsu.co.jp    ]
LDAP/X.500ディレクトリのアクセスポート番号:[389    ]
標準の検索ベースを指定してください. (例えば 'o=fujitsu,c=jp'  )
標準の検索ベース文字列:[dc=fujitsu,dc=jp                ]
BIND識別名:[cn=ADMIN_tokyo,ou=tokyo,dc=fujitsu,dc=jp        ]
BINDパスワード:[********                    ]
=======================================================
LDAPサービスセットアップ
1 = tokyo LDAP/X.500 Directory
2 = (LDAPサービスを追加します)
サービス選択(0で終了):[0  ]
これらの値でよろしいですか?[yes  ]












操作方法の説明

  1. LDAPサービスのセットアップを選択します。

  2. "サービス選択"で"1"(LDAPサービスの追加)を選択します。

  3. LDAPサービスのサービス名を64文字以内の英数字で指定します。

  4. 接続するTeamWARE Office外部のディレクトリ(以降、パブリックディレクトリと略)のホスト名を80文字以内の英数字で指定します。
    ホスト名には、IPv4のIPアドレス、IPv4のIPアドレスに解決できるホスト名またはDNS完全修飾ドメイン名のいずれかを指定します。

  5. パブリックディレクトリのTCPポート番号を16文字以内の数字で指定します。

  6. 標準で利用する検索ベースを、80文字以内の英数字、または40文字以内の日本語文字で指定します。

  7. BIND識別名を、255文字以内の英数字、または127文字以内の日本語文字で指定します。

  8. BINDパスワードを48文字以内の英数字で指定します。

  9. 表示内容に問題がなければ、"0"を指定します。
    設定を引き続き行う場合、対象の番号を選択します。

  10. 設定した値が正しければ、[Enter]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。

注意

  • BIND識別名とBINDパスワードは、パブリックディレクトリへ接続するために必要です。指定値については、パブリックディレクトリの管理者に問い合わせてください。たとえば、接続先がTeamWARE Directoryの場合で、ある特定のユーザを外部からのアクセス用に公開している場合は、BIND識別名は"cn=ユーザ名,l=エリア名,o=組織名,c=jp"を指定します。また、BINDパスワードは、そのユーザのインターネットパスワードを指定します。
    なお、接続先のパブリックディレクトリが匿名アクセスを許可している場合は、これらの指定は不要です。

  • Webサービスでパブリックディレクトリによる検索を可能にするには、Webサービスの初期化ファイル(http.ini)を設定する必要があります。
    この設定はサーバ起動時に読み込まれます。
    初期化ファイル(http.ini)は、以下の形式で設定します。
      [Directory]
        UsePublicDirectory = 1
    値には1を設定します。初期値は0です。
    初期化ファイル(http.ini)の修正は、Webサービスがインストールされているすべてのサーバに対して行う必要があります。