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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能インストールガイド

4.2 サービスの追加

セットアップ済みのサーバに対し、新たにサービスの追加を行います。

セットアップを行う前に、セットアップに必要な情報を確認しておく必要があります。セットアップに必要な情報については、"付録B セットアップパラメータ"を参照してください。

[to config]コマンドの操作

[to config]コマンドを使用してサービスを追加します。[to config]コマンドの基本的な操作方法については、"3.3 ディレクトリサーバの作成"の"[to config]コマンドの基本操作"を参照してください。

[to config]コマンドの起動

Administrator資格を持ったユーザ名でシステムにログインし、管理者用コマンドプロンプトから[to config]コマンドを起動します。

セットアップモードの選択

[to config]コマンドには、クイックモードとエキスパートモードという2つのモードがあります。クイックモードを使用すると、最小限の質問に答えるだけでセットアップを行うことができます。エキスパートモードを使用すると、セットアップパラメータのすべてを設定できます。各モードでの、入力すべきセットアップパラメータについては、"付録B セットアップパラメータ"を参照してください。

ポイント

本マニュアルでは、エキスパートモードで実行した例を掲載しています。なお、クイックモードで設定可能な項目については、表中に印("○"と"※")が付いています。"○"は設定/変更可能、"※"は設定のみ可能を示します。

説明

操作方法

1
2
3

4








5

エキスパートモードにしますか?[yes    ]
環境パラメタを変更しますか?[no    ]
このサーバはディレクトリサーバとして既にセットアップ済です.
セットアップ作業を進めるにはシステム管理者としてログインする必要があります.
システム管理者のパスワードを入力してください:[********                ]
ディレクトリサーバに接続中です.お待ちください...
=======================================================
オプションセットアップ
1 = トランスポート
2 = ライセンス
3 = サービス
5 = サーバ
9 = 終了
選択:3

[説明]

  1. クイックモードを選択する場合は、何も入力せず[ENTER]キーを押します。エキスパートモードを選択する場合は、"yes"と入力します。

  2. 環境パラメータを変更するか、変更しないかを指定します。変更する場合は、"yes"を入力します。変更しない場合は、[ENTER]キーを押します。環境パラメータの変更方法については、"3.3 ディレクトリサーバの作成"の"環境パラメータの定義"を参照してください。

  3. このTeamWARE Officeサーバがディレクトリサーバであれば、本メッセージが出力されます。アプリケーションサーバであれば、"このサーバはアプリケーションサーバとしてすでにセットアップ済です"のメッセージが出力されます。

  4. TeamWARE Officeシステム管理者ID(ADMIN)のパスワードを入力します。

  5. サービスのセットアップを行うため、"3"を入力します。

追加するサ-ビスの選択

追加するサービスを選択します。

説明

操作方法






















1

1=トランスポート
2=ライセンス
3=サービス
5=サーバ
9=終了
選択:3
=======================================================
サービスセットアップ
1 = Notifier
2 = メッセージルータ
3 = Mailサービス
4 = POP3サービス
5 = Calendarサービス
6 = Libraryサービス
8 = Forumサービス
9 = LDAPサービス
11 = MIMEゲートウェイ
17 = Webサービス
22 = MailArchiveゲートウェイ
25 = Taskサービス
0 = 終了
選択:1

[説明]

  1. 追加するサービスを数字で選択します。たとえば、Notifierを追加する場合は、"1"を入力します。

注意

  • メッセージルータ、MIMEゲートウェイ、Taskサービスは、1サイト内で1つだけしかセットアップできません。詳細については、“A.1 インストール時の制限事項”を参照してください。

  • メッセージルータはディレクトリサーバと同じサーバにセットアップしてください。Mailサービスを利用する場合、メッセージルータは必須です。

  • MIMEゲートウェイをセットアップする前に、メッセージルータをセットアップしてください。

  • IMAP4サービスは、Mailサービスをセットアップするときに選択します。IMAP4サービスは、同じサーバにメールボックスを持つユーザだけが使用できます。そのため、すべてのユーザがIMAP4サービスを使用できるようにするには、MailサービスをセットアップするすべてのサーバにIMAP4サービスをセットアップする必要があります。