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 Teamware Collaboration Suite V2.0グループウェア機能インストールガイド

4.2.2 メッセージルータのセットアップ

メッセージルータをセットアップします。セットアップ時に、サーバのインターネットベースアドレスを定義します。

説明

操作方法

クイック

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選択:2
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メッセージルータセットアップ
メッセージルータは現在このサーバにインストールされていません.
メッセージルータをインストールしますか? [yes    ]
メッセージルータサービス名を入力してください:[Tokyo ROUTER NODE    ]
このサイトのメッセージネットワークノード名を設定してください:
[Tokyo ROUTER NODE    ]
メッセージをインターネット(MIME/SMTP)にルーティングしますか?[yes ]
MIMEゲートウェイがインストールされているコンピュータ名を入力してください:
[tokyo1    ]
'tokyo1'が所属するドメインを全て指定してください.
ドメイン名を入力してください:[eg.tokyo.comp.co.jp            ]
ドメイン名を入力してください:[                            ]
インターネットベースアドレスを指定する必要があります.
インターネットベースアドレスを入力してください:[ eg.tokyo.comp.co.jp        ]
他にもインターネットベースアドレスを指定することができます
インターネットベースアドレスを入力してください:[                        ]
メッセージをX.400にルーティングしますか?[yes    ]
X.400アドレスを入力してください.
国名:[JP ]
主管庁領域名:[_                ]
私設領域名:[FUJITSU            ]
組織名:[TOKYO                                                ]
部門1:[                                                        ]
ベースアドレスにテレテックス文字が含まれていますか?[no    ]
さらにX.400ベースアドレスを追加しますか?[no    ]
これらの値でよろしいですか?[yes    ]
























[説明]

  1. メッセージルータのセットアップを選択します。

  2. メッセージルータをインストールする場合は、"yes"を入力します。

  3. メッセージルータのサービス名を指定します。サービス名は、64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、"<サイト名>ROUTER NODE"となります。

  4. メッセージルータのノード名を英数字で指定します。

  5. MIMEゲートウェイを使用する場合は、"yes"を入力します。"no"を入力すると、6~10の指定は不要になります。

  6. MIMEゲートウェイをインストールするサーバのコンピュータ名を英数字で指定します。

  7. MIMEゲートウェイをインストールするコンピュータのDNSドメイン名を英数字で指定します。DNSを使用していない場合、何も入力せずに[ENTER]キーを押します。6に7の名前を追加した名前が、MIMEゲートウェイをインストールするコンピュータの完全修飾ドメイン名となります。
    DNSを使用しない場合、6で指定したコンピュータ名は、hostsファイルのホスト名に定義しておく必要があります。

  8. ドメイン名の入力が完了したら、何も入力せずに[ENTER]キーを押します。

  9. このサイトで使用するインターネットベースアドレスを指定します。日本語は、指定できません。

  10. ユーザのインターネットベースアドレスが複数ある場合、複数指定できます。たとえば、User1のインターネットアドレスが、"user1@eg.tokyo.comp.co.jp"、User2のインターネットアドレスが、"user2@dv.tokyo.comp.co.jp"の場合、"eg.tokyo.comp.co.jp"と" dv.tokyo.comp.co.jp"を登録します。このアドレスは、Directoryアプリケーションを使用してユーザを登録するとき、選択できます。インターネットアドレスの入力が完了したら、[ENTER]キーを押します。

  11. X.400アドレスを使用する場合は、"yes"を入力します。12以降で、X.400アドレスを指定しますが、このアドレスに日本語文字列を設定できます(国名、主管庁領域名、私設領域名には指定できません)。ただし、日本語を含むアドレスを定義できるのは、印刷可能文字列によりX.400アドレスを1つ以上定義したあとです。注意してください。

  12. X.400アドレスの国名を英数字で入力します。

  13. X.400アドレスの主管庁領域名を英数字で入力します。1文字の空白を入力する場合は、"_"(下線)を指定します。

  14. X.400アドレスの私設領域名を英数字で入力します。

  15. X.400アドレスの組織名を入力します。日本語を入力できますが、日本語を使用しないX.400アドレスが、最低1つ以上定義済みでなければいけません。

  16. X.400アドレスの部門名1を入力します。日本語を入力できます。入力する必要がない場合、何も入力せずに[Enter]キーを押します。値を入力すると、部門名2を問い合わせてきます。部門名1から部門名4まで設定できます。

  17. 組織名、部門名1~部門名4までの入力データに日本語が含まれている場合、"yes"を入力します。ただし、日本語を使用しないX.400アドレスが、最低1つ以上定義済みでなければなりません。

  18. ユーザのX.400ベースアドレスが複数ある場合、"yes"を入力し、追加定義します。 X.400ベースアドレスは、インターネットアドレスと同じように、複数指定できます。このアドレスを複数指定すると、Directoryアプリケーションを使用してユーザを登録するとき、指定した中から選択できます。X.400アドレスの入力が完了したら、"no"を入力します。

  19. 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。

注意

  • メッセージルータはサイト内に1つしかセットアップできません。

  • メッセージネットワークノード名、コンピュータ名、ドメイン名には、日本語を指定することができません。

  • 複数のベースアドレスを指定した場合は、あとで削除しないでください。メール送受信が正常に行われなくなる可能性があります。

  • メッセージルータのセットアップを行い、インターネットやX.400のベースアドレスを設定した時点で、インターネットやX.400のメールアドレスを持つユーザの作成が可能になります。

  • 日本語を含むX.400アドレスを定義する場合、日本語を使用しないX.400アドレスが、最低1つ以上定義済みでなければなりません。

  • サイト間接続機能によりサイト間のメールのやりとりを行う場合は、"グループウェア機能 管理者ガイド"を参照してください。

  • 日本語を指定する場合、半角カナは使用しないでください。

  • ルーティングの定義時、インターネットかX.400のいずれかにルーティングされるよう必ず指定してください。

  • 設定したインターネットベースアドレス、X.400ベースアドレス、FAXベースアドレスは、あとから削除することができません。