サーバで必要なメモリの大きさは、動作するオペレーティングシステムの必要量に、TeamWARE Officeサーバが動作するのに必要なメモリ量を加えた値になります。TeamWARE Officeサーバが動作するのに必要なメモリ量は、インストールするサービスおよび使用ユーザ数によって異なります。
動作するオペレーティングシステムの必要量については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照ください。また、必要メモリと同等のスワップサイズの確保が必要です。
TeamWARE Officeサーバが動作するのに必要なメモリ量としては、同時ログインユーザが5人以内のシステムでは、最低でも63(MB)が必要です。1ユーザが1サービスを利用するごとに、200(KB)～400(KB)のメモリを確保する必要があります。ユーザ数とTeamWARE Officeサーバが動作するのに必要なメモリ量との関係を以下の図に示します。
なお、メッセージルータが必要とするメモリは、基本の63(MB)に含まれます。POP3サービス、MIMEゲートウェイ、IMAP4サービス、MailArchiveゲートウェイをインストールする場合は、それぞれ4(MB)ずつメモリを追加する必要があります。
Webサービスを利用する場合、1ユーザあたり100(KB)～2(MB)が必要になります。利用されるメモリサイズは、ユーザの利用方法により異なります。具体的には、データ登録や一覧の再表示を頻繁に繰り返す操作の場合には、最大2(MB)程度を使用し、データ表示して読む操作を行うのであれば、100(KB)～500(KB)が必要となります。したがって、目安としては、瞬間同時利用者数×2(MB)を想定してください。
図2.1 ユーザ数とTeamWARE Officeサーバが動作するのに必要なメモリ量との関係
注意
本書では、サイズを以下のように表記しています。
キロバイト： (KB)
メガバイト： (MB)
[例]
200キロバイト： 200(KB)
4メガバイト ： 4(MB)
