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Systemwalker Desktop Patrol V14g リファレンスマニュアル
Systemwalker

A.1.2 セキュリティ系辞書コード

以下のコードとして定義されています。

これらの辞書コードを全部チェックして運用することがセキュリティ面で、安全な運用ですが、管理者が運用に合わせて、任意に適用チェックしてください。


セキュリティパッチ監査コード

「セキュリティパッチ監査コード」は、Microsoft社から「マイクロソフトセキュリティ情報」で通知される「サポート技術情報(KB)」の広報をベースに作成しています。

Microsoft社から公開されるパッチには、「更新プログラム」、「重要な更新」および「セキュリティ更新プログラム」があります。

ソフトウェア辞書では、Microsoft社から公開される「セキュリティ更新プログラム」に対応したコードを提供しています。

「セキュリティパッチ監査コード」を適用チェックすることにより、セキュリティパッチが適用されていない「Systemwalker Desktop Patrol CT」の特定や、適用していないセキュリティパッチの詳細状況を確認できます。

運用するにあたっては、[セキュリティパッチ]グループ全体の辞書コード全部に対して適用チェックをすることを推奨します。


基準レスポンス値

「ソフトウェア辞書」に反映し、お客様へ送付する期間は、Microsoft社から「マイクロソフト セキュリティ情報」で通知される「サポート技術情報(KB)」の広報後、48時間以内を目標に運用しています。

ただし、基準レスポンス値は、Microsoft社のセキュリティパッチの出荷状況により変更する場合があります。変更する場合は、SystemwalkerサポートセンターのWebサイトに公開される「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」で通知します。Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについては、“Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについて”を参照してください。


セキュリティパッチ適用コード

このコードは、Microsoft社から「マイクロソフトセキュリティ情報」で通知される「サポート技術情報(KB)」の広報をベースに作成しています。

Microsoft社から公開されるパッチには、「更新プログラム」、「重要な更新」および「セキュリティ更新プログラム」があります。

ソフトウェア辞書では、Microsoft社から公開される「セキュリティ更新プログラム」に対応したコードを提供しています。

「セキュリティパッチ適用コード」を適用チェックすることにより、セキュリティパッチが適用されていない「Systemwalker Desktop Patrol CT」に対して、適用していないセキュリティパッチを配付し、自動で適用できます。

なお、セキュリティパッチの適用コードの「名称」に「手動適用」が含まれている場合は手動適用となります。

基準レスポンス値

「ソフトウェア辞書」に反映し、お客様へ送付する期間は、Microsoft社から「マイクロソフト セキュリティ情報」で通知される「サポート技術情報(KB)」の広報後、72時間以内を目標に運用しています。

ただし、基準レスポンス値は、Microsoft社のセキュリティパッチの出荷状況により変更する場合があります。変更する場合は、SystemwalkerサポートセンターのWebサイトに公開される「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」で通知します。Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについては、“Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについて”を参照してください。


ウイルス対策ソフトウェア監査コード

「ウイルス対策ソフトウェア監査コード」の対象となるのは、以下の製品のウイルス定義ファイル(各ベンダによって名称は変わります)です。

それぞれの製品で使用されている以下の用語を、ここでは、「ウイルス定義ファイル」と呼んでいます。

製品名

ウイルス定義ファイル

McAfee社 VirusScan Enterprise

定義ファイル

Symantec社 Symantec AntiVirus

ウイルス定義ファイル

Trendmicro社 ウイルスバスター

パターンファイル

基準レスポンス値

「ウイルス定義ファイル」の更新時に、各社の「ウイルス定義ファイル」の情報が記載されているWebページが更新されます。Systemwalker Desktop Patrolでは、そのWebページ自体の更新状況を自動でチェックしており、「ウイルス定義ファイル」が更新されていた場合、その時点から、24時間以内を目標に「ソフトウェア辞書」に反映します。

ただし、基準レスポンス値は、各社の状況により変更する場合があります。変更する場合は、SystemwalkerサポートセンターのWebサイトに公開される「Systemwalkerサポートセンターからのお知らせ」で通知します。Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについては、“Systemwalkerサポートセンターからのお知らせについて”を参照してください。


検出結果の参照方法

ウイルス対策ソフトウェアのウイルス定義ファイルは、10世代前から20世代先までが監査対象となります。

ウイルス定義ファイルごとに、定義ファイルが適用されているPCを検出できます。

なお、[ウイルス対策ソフトウェア]グループ配下→[ウイルスパターン詳細]グループ配下の辞書コードによって、特定のウイルス定義ファイルより新しい定義ファイルが適用されているマシンの累積台数を検出できます。