機能説明
本コマンドは、CSにおいて、DS/CTのバージョンアップ、緊急修正等の修正適用の際に使用します。
本コマンドを実行すると、DS/CTのアップデータを登録し、CTアップデータの適用状況確認のためのソフトウェア辞書の定義を行います。
記述形式
updaterregist.exe | [-dir アップデータの格納先フォルダパス名] [-host ホスト名] [-f] |
updaterregist.exe | {-h|-help} |
オプション
アップデータの格納先フォルダのパス名をフルパスで指定します。ネットワークドライブは指定できません。
省略した場合は、コマンドを実行したフォルダを使用します。
アップデータを配信するCS/DSのホスト名を指定します。複数のホスト名を指定する場合は、「,」で区切ります。ホスト名は大文字/小文字を区別します。
本オプションを省略した場合は、すべての配信先が対象になります。
なお、アップデータの登録後は、配信するCS/DSをメインメニューから変更することができます。
マルチテナント版では、本オプションは指定できません。
登録済のアップデータより古いアップデータを登録できるようにします。
標準出力に本コマンドの使用方法を出力します。
復帰値
0:正常終了
12:登録済
0,12以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
CSインストールディレクトリ\FJSVsbtrs\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限が必要です。
CSインストールPC上で実行してください。
注意事項
アップデータの登録に時間を要することがあります。
Desktop Patrolのサービス(IBudgetMGR(INV))を起動している状態で、コマンドを起動してください。
アップデータの格納先フォルダにDSアップデータのみを格納した場合は、DSのアップデータのみを登録します。CTアップデータの場合も同様です。
登録済みのアップデータと同じ版数のアップデータは登録できません。ただし、DSアップデータが登録済みでCTアップデータが未登録の場合は、CTアップデータのみ登録します。CTアップデータが登録済みでDSアップデータが未登録の場合は、DSアップデータのみ登録します。
登録したアップデータを削除する場合や配信先サーバを変更する場合は、メインメニューの[配信]-[ソフトウェアの配信]画面で行ってください。
使用例
アップデータをC:\tempに格納した場合
"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Systemwalker Desktop Patrol¥FJSVsbtrs¥bin¥updaterregist.exe" -dir c:¥temp |
アップデータをC:\tempに格納し、cs.fujitsu.com,ds1.fujitsu.comに配信する場合
"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Systemwalker Desktop Patrol¥FJSVsbtrs¥bin¥updaterregist.exe" -dir c:¥temp -host cs.fujitsu.com,ds1.fujitsu.com |